きらら子だより ものづくり体験講座ー漆器作品作りー
- 公開日
- 2010/10/13
- 更新日
- 2010/10/13
適応指導教室「きらら子」
9月9日(木)〜10月7日(木)毎週1回、計5回にわたりものづくり体験講座(漆器作品作り)が行われました。昨年に引き続き、今年も漆工上野工房の上野和成先生に、懇切丁寧に指導していただきました。
今年は四角い小箱のふたに、青貝を貼ったり蒔絵をほどこしたりしました。貝切りでは、針を少し寝かせてゆっくりと手前に引き、思い思いの形に仕上げました。貝を貼り付けた上からカシューを塗り、その後平刀で慎重に貝むきをしました。黒いカシューが取れて青貝が表に出てくると、緊張していた子どもたちの顔がほころんできました。
最後に、塗料で絵を描きました。貝の部分を目立たせるように考えながら工夫して描いていきました。また、金粉を付けたいところには、色とりどりの金属粉をかけて美しい小箱を作り上げました。難しいところや困ったことがあった時は、上野先生に聞いたり手を貸していただいたりしたので、子どもたちは安心して作業に取り組み、満足のいく作品ができました。
作品は、11月6日(土)の「きらら子展示会」で展示します。是非、見に来てください。
<通級生の感想から>
・上野先生の説明は丁寧で分かりやすかったので、とてもうまくできたと思います。
・伝統工芸は大変な仕事でした。職人さんのすごさが分かりました。
・完成してみると、想像していたものより大分きれいに仕上がり、参加してよかったなと思いました。