研究室日記

深見太一先生からの学びの記録

公開日
2025/12/20
更新日
2025/12/21

学生の学び

 12月16日のゼミでは、深見太一先生に来ていただき、「クラス会議」について学びました。それぞれの学びの記録です。


 講演を聞いて、クラス会議とはどのようなものなのか具体的なイメージを持つことができました。実際に体験してみることで、心が軽くなったり、友達の悩みを一緒に解決する過程で「力になれた」と感じることもできたりすると感じました。何か学級のなかでトラブルが起きた時に話し合いをするのではなく、日常的にちょっとした困りごとを話して共有することで話し合いのイメージも代わり、心理的安全性が高まると感じました。学級を持った時にもぜひ実践していきたいです。(池田)


 クラス会議を実際に体験してみて、クラス会議は問題を解決するだけではなく、子ども同士がつながるための時間でもあると感じました。自分の思いを否定されることなく受け止めてもらえる安心感があり、また、誰かの悩みに耳を傾ける中で、自分も支える側になれるという実感を持つことができました。クラス会議を日常的に行うことで、特別な出来事が起きたときだけでなく、普段から気持ちを共有できる関係が築かれていくと思います。そうした積み重ねが、子どもたち一人ひとりの安心感や自己肯定感につながり、学級全体の雰囲気をより温かいものにしていくと感じました。今日の学びを生かし、子どもたちが「ここなら話しても大丈夫」と思える場をつくっていきたいです。貴重な学びの機会をありがとうございました!(河上)


 本日は、深見太一さんからクラス会議について体験的に学び、3点の気づきが生まれました。1点目は、クラス会議の重要性です。人は目標に到達上で課題にぶつかり、その壁を乗り越えなければならないそうです。その壁をぶち破る際に1人ではなく仲間と相談すると心も軽くなり解決に近づけます。学校内に相談できる人はなかなかいないそうです。また、実際にクラス会議に参加してみて大人数で話すのが苦手でも少人数のため話しやすかったり安心感が生まれたりと居心地の良い雰囲気でした。是非4月から子どもたちにもこのように安心感を与える場を提供したいと思いました。2点目はペアワークの重要性についてです。授業中に話す時間があることで教師だけが話すのではなく、子どもたちが会話することでインプットからアウトプットできたり子どもたちが授業に戻れたり対等な関係もできたりします。3点目は人生の三角形についてです。自分を愛すると他者(子ども)を愛せるという原理です。自分自身が嫌いではその表情から子どもたちも気にしてしまうと思います。まずは自分を大好きに思えるようになりたいと思います。今回もたくさん学ぶことが出来ました。貴重な機会を頂きありがとうございました。来年の4月から今回の学びを生かしていきたいと思います。(齋木)


 実際にクラス会議を体験し、一人で抱え込みがちな悩みも、みんなで共有することで気持ちが軽くなることを実感しました。また、悩みがあったときに相談しやすくなり、自分の思いを共感してもらったり、解決策を一緒に考えてもらったりする経験を重ねることで、仲間を受け入れ、悩みも一緒に考えようとする関係が育まれていくのだと感じました。話すだけでなく、仲間の話に耳を傾ける力も身につき、それらが授業での話し合い活動にもつながっていくと感じました。安心して自分の思いを話せる環境があるからこそ、子ども同士がつながり、安心感のある学級をつくっていけるのだと思います。また、ラスの働きについて学び、子ども一人ひとりのよさや特性を見逃さずに受け止め、寄り添っていくことの大切さも学びました。今後は、子どもが安心して悩みや思いを伝え合える雰囲気づくりを大切にしながら、クラス会議を学級経営に生かしていきたいと思います。貴重なお話を聴かせていただき、ありがとうございました。(松野)


 初めてクラス会議を体験しました。自分が体験すると、率直に「楽しいな」と思いました。悩みを共感してくれる仲間がいることを実感することや、1つの問題の解決に向けて協力することで自然と仲間意識が生まれることなど、体験することでクラス会議の良さがとても理解できました。人とつながりにくくなっている中で、つながる体験を教師が提供することはとても重要だと思います。子どもたちのために教師ができることはさまざまだと改めて実感しました。深見先生そして玉置先生貴重な機会をありがとうございました。(道下)


 本日、クラス会議で全国的に知られている深見太一先生に、大学へお越しいただき、ご講演をしていただきました。書籍や資料として学んできた「クラス会議」について、実践に根ざした言葉で語っていただき、理解が一層深まる時間となりました。講演の中で特に印象に残ったのは、「心理的安全性」の大切さです。お互いに笑い合えること、失敗しても大丈夫だと思えること。その安心感があるからこそ、悩みを相談することが楽になり、学びが前向きなエネルギーとして循環していくのだと感じました。また、人生の三角形のお話では、「他者を愛すること」「他者から愛されること」「自分を愛すること」、この三つはどれも同じレベルで大切であり、人と比べる必要はないというメッセージが心に残っています。自分自身を認めることが、他者とのよりよい関係につながっていくのだと改めて考えさせられました。実際にクラス会議を体験してみて、初めて関わる人とも自然と心が打ち解けていく感覚を実感しました。対話を通して「安心して話していい場」がつくられることで、集団が少しずつ一つになっていくことを、体感的に学ぶことができました。クラス会議は、ただ話し合いを行う場ではなく、「失敗しても大丈夫」「自分の意見を出していい」そんな安心感を育てるための土台づくりなのだと強く感じています。将来、教師として教室に立つ際には、今日学んだことを大切にしながら、子どもたちが安心して自分を表現できる学級づくりを目指していきたいです。最後になりますが、貴重なお話と学びの機会を与えてくださった深見太一先生に、心より感謝申し上げます。また、このような素晴らしい講演の場を企画し、深見先生をお招きくださったゼミ担当の玉置先生にも、深く感謝いたします。本日の学びを、これからの学習や実践へとつなげていきたいと思います。(石川)


 深見先生のお話を聴かせていただいて、教師だけが頑張っても良い学級にはならない、子どもたちに任せてみることも大切であることを学びました。そして、その実践の1つがクラス会議だと感じました。実際にクラス会議を体験してみて、教師が子どもたちが繋がる機会をつくって見守る中、子どもたち同士で悩みを共有し、解決していくことで、学級の安心感や一体感が高まっていくのではないかと感じました。クラス会議という言葉は知っていましたが、実際にどうやって行ったらいいのか、十分に理解できていませんでした。しかし、今日体験しながら教えていただいたことで、4月から実践してみたいと強く感じました。貴重な学びの機会をいただき、本当にありがとうございました。(間宮)


 深見先生のお話を拝聴して、子ども同士のつながることの大切さを改めて感じました。実際にクラス会議を体験してみて、「自分は仲間から大切にされている」や、「話せる仲間がいることの嬉しさ」を感じることができました。クラス会議があることによって、悩みを溜め込んでしまう子どもが減り、不登校防止にもつながるのではないかと感じました。クラス会議を通して、子ども一人ひとりがつながり、心理的安全性や自己肯定感を高めていくことができるのだと学ばせていただきました。私は、クラス会議を実践し、クラスの子ども一人ひとりが自分はここにいていいんだと思える学級づくりを目指したいと思いました。4月から現場で、まずは「ハッピーサンキューナイス」から実践をしていきたいと思いました。貴重なお話をありがとうございました!(森山)


 今日クラス会議を実際に行ってみて、自分の中で溜め込んでいた悩みや、自分で決められないことを周りに相談することの良さを感じました。特に小中学生など思春期にあたる子どもは、他の人に自分から悩みを相談することが少ないと思うので、クラス会議を取り入れることで普段は周りに言えない思いや気持ちを伝えられる場が生まれるため、とても有意義なものだと感じました。また、深見先生のお話にもあったように、クラス会議を通して今まで話さなかった子と話せるようになったり、話すのが得意でない子が少しだけ話せるようになったりなど、子ども同士の心理的安全性の向上や、子どもの成長に繋がることも期待できるため、多くの方面でプラスの効果が得られると身をもって学びました。このような学びの機会を作ってくださった深見先生、玉置先生、本当にありがとうございました。(尾﨑)


 深見先生の講演を聞き、クラス会議を実際に体験して、クラス会議は安心感が生まれるということです。4、5人という少人数のグループなので、どんなことでも受け入れてくれるという雰囲気があったためとても話しやすく、安心感を感じることができました。子どもも同じようにクラスの中で安心感を感じることができると感じました。自分も来年度から教壇に立つので、取り入れたいと思います。大変貴重な学びをありがとうございました。(岡田)