研究室日記

第5回教師力アップセミナー(田中博史先生)に参加して(堀江)

公開日
2016/11/28
更新日
2016/11/28

学生の学び

11月12日、第5回教師力アップセミナーに参加させていただきました。今回は、田中博史先生でした。田中先生は、とても気さくな方で、会場には、たくさんの笑いがありました。

田中先生の話の中で、1番心に残ったことは、「問題を出した後、すぐに答えを聞かない。」ということです。私はこれを聞いた時、問題を出したら、すぐに答えを出すのが普通なのではないのかと思いました。田中先生は、答えを聞くのではなく、「低学年の子にこの問題を出したら、どんな間違いをすると思う?」と聞く、とおっしゃっていました。ただ答えを聞くだけでは、子どもにとってはあまり面白くない授業になってしまいますが、上のように聞くことで、子どもは熱心に考えることができ、説明したいという意欲が出てきます。
このような、子どもが「説明したい!話したい!」と思うような発問の仕方を考える必要があると思いました。

セミナーが終わり、集合写真を撮らせていただいた後、田中先生から「教師になって、何か行き詰まったりしたら、一度は自分も生徒だったことを思い出して」というお話をしていただきました。このような考え方をすることで、子どもの気持ちを考えることができると思います。
教師になって、うまくいかないことがあったら、この言葉を思い出したいと思います。(堀江)

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