11月16日授業づくり1期生ゼミ記録(浦)
- 公開日
- 2016/12/03
- 更新日
- 2016/12/03
学生の学び
11月16日の1期生ゼミで、模擬授業をやらせていただきました。
その内容と、学んだこと・課題を書きます。
【内容】
小学5年生「体積」ー複合立体の体積
【学んだこと・課題】
・復習について
私は、復習は全員が正解、全員が理解できることを目指したかったため、机間指導とペア交流を入れました。しかし、その結果時間がかかってしまいました。
苦手な子にとっては、丁寧な復習は嬉しいと言ってもらえましたが、宿題でできたのならば復習はそんなに丁寧にする必要はないのではないかという意見もありました。
確かに、出来る子にとっては長い復習の時間は飽きてしまいます。重たい雰囲気にならない、意味のある復習の時間をつくることが課題であると感じました。また、本時に繋がる復習として、数値を本時で出てくるものと同じにしたり、形を同じにするなど、後からあっと気付く工夫も取り入れていきたいです。
・展開について
本時案では、複合立体の体積として、4つの解き方を予想していました。
子ども役のゼミ生が書いてくれたものも、予想した4つ。前にそれぞれのパターンで補助線を引いてもらい、自分はどのやり方をしたのか手を挙げてもらいました。
その後の展開は、手が多く挙がったものを、代表の子に説明してもらいました。
私は、この授業で、それぞれが考えた方法で体積を求めることができれば良いと思っていました。とすると、自分がやらなかった方法をただ聞く時間が生まれます。
それならば、4つのやり方を挙げた後、全体に説明するのではなく、隣の人と自分のやり方を交流したり、同じ考え方をした子どもを集め、グループで説明し合うという展開はどうかという案も出ました。聞くだけでは説明力は付きません。やはり、自分から話すことが必要だと思います。今回は、自分が自分の言葉で説明する時間をつくるべきだったと思いました。
また、全体に向けて説明する時に、最初丁寧にし過ぎて、後々時間がなくなり飛ばしてしまうことがないようにと、ご指導いただきました。時間配分の難しさ、大切さを改めて感じました。
今回のゼミは、佐古先生、2期生の子達も来てくださり、とても賑やかなゼミでした。(その分とても緊張しました…(笑))
多くの意見、案もいただけたので、今後に活かしていきたいです!(浦)