研究室日記

10月2日一宮市立瀬部小学校での学び(岡田)

公開日
2025/10/05
更新日
2025/10/05

学生の学び







































 こんにちは。玉置ゼミ10期生の岡田健太朗です。今回は、10月2日に訪問させていただいた一宮市立瀬部小学校での学び得たことについて記事にしていきます。

今回、多くのクラスの授業を見せていただき、講演を聞かせていただいて学んだことは3つあります。

 

○「まとめ」と「振り返り」の違い

「まとめ」はその授業内で学んだことを書くことで、「振り返り」は学んだことを書くだけではなく、自分の「心」を書くことであると学びました。「次の授業で~したい」や「どの場合でも同じことがいえることに驚いた」などの授業を受けてその子どもが感じたことや子どもの思いも含まれている事が重要であると学びました。また、初めから子どもが自分の思いを書くことは難しいため、振り返りのポイントを伝えたり、良い振り返りを全体で共有したりすることを通して、子どもに伝えていくことが必要であることも学びました。



○振り返りの良さについて 

振り返りの良さとして、「教師が子どもの学びを確認できる」や「子ども自身が自分の学びを振り返ることができる」だけでなく、「子ども同士でお互いに困っていることや、気づいたことを知ることができる」などの良さがあることを学びました。また、振り返りを共有することで、子どもの学びを繋げることができたり、良い振り返りを共有することができたりすることも学びました。



○「記号接地」

記号接地とは、記号や言葉の意味や概念を確実に理解するということです。例えば、算数で「数」の概念記号接地ができていないと、記号の意味を理解することが難しくなり、算数の本質を理解することが難しくなると文部科学省の資料にも載っていました。記号接地を確実にできるようにすることがその教科の本質的な理解につながっているため、非常に重要であることを学びました。そして、子どもに言葉の意味や概念を理解させるためには、何度も伝える事が重要であることも学びました。



 今回、多くのクラスの授業を見せていただき、講演を聞かせていただいて様々なことを学びました。今回の学びは、今後必ず生かします。一宮市立瀬部小学校の先生方、玉置先生、大変貴重な学びをありがとうございました。(岡田)