研究室日記

10月8日春日井市算数・数学研究会での学び(岡田)

公開日
2025/11/04
更新日
2025/11/04

学生の学び

こんにちは。玉置ゼミ10期生の岡田健太朗です。今回は10月8日に参加させていただいた春日井市算数・数学研究会での学びについて記事にしていきます。


この研究会に参加して学び得たことは3つあります。


・「数学的な見方」、「数学的な考え方」とは何か


「数学的な見方」は「事象を数量や図形及びそれらの関係についての概念等に着目してその特徴や本質を捉えること」、「数学的な考え方」は「目的に応じて数、式、図、表、グラフ等を活用しつつ、論理的に考え、問題解決の過程を振り返るなどして既習の知識及び技能を関連付けながら、総合的・発展的に考えること」と指導要領に記述がある。けれども、「基準をそろえる」や「複雑な立体の体積の考え方」など「今日の授業で一生覚えておくと良い事柄」が「数学的な見方」、「数学的な考え方」であることを学んだ。また、子どもからがその見方や考え方をしていた時に、価値づけをすることによって、育っていくことも学びました。


・教科書をもっと活用する


教科書の挿絵は様々な工夫がなされている。また、教科書に登場する人物は考えるヒントが載っている。このような教科書に載っているものを授業で活用していくことによって、算数・数学が苦手な子どもも考えやすくなったり、より深く考えることができるようになったりすることを学びました。


・教えて考えさせる授業


「共通することを見つけましょう」と言われても、見つける事が難しい子どももいます。そのような子どもは友達の気づきを待つか教師が教えてくれるまで待つだけになってしまう。そのような子どもを作らないためにも、上記のように教科書を活用したり、習熟度の低い子どもをまず焦点化し、徐々にやりがいのある課題にしていったりなどの工夫が必要であることを学びました。


今回の春日井市算数・数学研究会で様々なことを学びました。今後、この学びを活かして、授業を行っていきます。玉置先生、春日井市算数・数学研究会に参加された先生方、大変貴重な学びをありがとうございました。(岡田)