7月17日第14回3期生ゼミ記録(林)
- 公開日
- 2017/08/02
- 更新日
- 2017/08/02
学生の学び
私は今回、志水廣さんの『愛で育てる算数数学の授業〜授業はキャッチ&リスポンス〜』という本を紹介しました。
最近、芳賀先生の教育情報方法論という授業で、他の専修の学生の模擬授業を参観する機会がありました。そこで、自分の専修の教科でない授業もスラスラと分かりやすくやり遂げている仲間を目にし、とても凄いと思いました。私は自分の教科の社会ですらも、「まだまだなのになあ」と感じました。
そこで、違う教科の本も読んでみたいと思っていた時、志水廣さんのこの本の「愛」という言葉が気になったので、読んでみることにしました。
この本を読んで1番感じたことは、今までゼミで習ってきたことは、全て「愛で育てる授業」なのだということです。
志水廣さん曰く、愛で育てる授業とは、「子どもに外化(頭の中で考えていることを何らかの形で出すこと)を求め、それを的確に受け止めて返すことから始まる」のだそうです。つまり、キャッチ&リスポンスが大切です。また、この事は「子どもに合わせる」「子どもに寄り添う」ということを意味します。
私は、以前から、教師は一人一人の子供のこころ・気持ちに寄り添うべきだと思っていました。しかし、授業中においての寄り添いは、考えることができていなかったことに気づかされました。さらに、子どものこころに寄り添うことは、一体感のある授業にもなります。
ただ単に、丸つけ法や丸ごと復唱法などの授業技術を使うだけでなく、その根本にあることなども同時に考えていけたらな、と感じました。
3年生になってもう3ヶ月半も経ちました。時間が止まればいいのになと日に日に感じます。(林)