8月31日に尾張旭市立城山小学校の勉強会に参加して(吉田)
- 公開日
- 2017/09/23
- 更新日
- 2017/09/23
学生の学び
8月31日に尾張旭市立城山小学校で行われた勉強会に参加させていただきました。翌日から二学期というお忙しい中、先生方と一緒に多くの学びをさせていただきました。
大きく2点のことについて書かせていただきたいと思います。
1つ目は玉置先生の授業です。
最近玉置先生の授業を多く拝見させていただいています。その中で「10手先を読んでいるか」のように見えることがあります。プロの棋士などで用いられる表現ですが、玉置先生もその表現に当てはまる方だと感じます。様々な授業技術(表情発言、エレベータートーク、選択の場面を作るなど)や教材観(人は簡単に変われない、わざと疑問を生み出すようになど)をお持ちだということは様々な記事や書籍、講演会などに表れていると思います。
勉強会に参加する度に1つ1つに意図的で明確な目的があること、広いストライクゾーンで子供の意見を大切にされておられることを感じます。自分に足りないことばかりです。
あと半年の中で「玉置先生の授業」たくさん吸収し、学ぼうと思います。
2つ目は素敵な授業ができるようになりたいということです。
講演の中で算数の授業を見せていただきました。「互いに握手をすると全部で何回?」という内容で学習をしているのですが、そこに現れる子供たちの姿がとても素敵でした。映像の中に「見方・考え方」ということで「図を使って」「物を使って」「手を使って」という様々な調べ方を表現し、活動してする姿や答えは違うけれど、習ったことを活用して説明している姿が見られました。授業者である玉置先生はそれらすべての意見を大切に、そして常に褒めていました。
このことから、子供の豊かな発想が生まれる授業は「もっと知りたいと思え、仲間のどんな意見でも取り入れてたいと聞き合い、全体で練り上げていくような授業ではないか」と私は考えました。その中で教師は「授業の中で教材の面白さや狙いを持っている」「授業の中で一番子供の表情や意見を拾うことができる存在として、ファシリテーターになり、子供につなぎ、よさを広める」などをすることにより、子供が輝く場所・ポイントを生み出していくことができるのではないでしょうか。授業は深く考えるほど、子供と考えていくほど面白くなっていくものなのだなと改めて思いました。
今後も勉強し続けようと思います。(吉田)