研究室日記

子供の言葉が教えてくれたこと(吉田)

公開日
2017/10/22
更新日
2017/10/22

四方山話

  • 455211.jpg

https://asp.schoolweb.ne.jp/2190001/blog_img/5801887?tm=20240805123920

こんにちは、二期生の吉田です。岐阜に来て3年半が経ちますが、毎日学びに溢れた生活です。今回は私のアルバイト先の子供が私を立ち止まらせてくれた言葉を紹介したいと思います。

ある日、私はいつも通り仕事をしていました。一生懸命学ぼうとしている子供達なのですが、この日は落ち着きがなく、ざわついていました。そんな日は大体、私が子供たち厳しく指導に入ることが多いのです。

「今日もそうしないといけないのか」と思っていた矢先、ある男の子が私の元に来て、こう言いました。(C:子供 T:先生)

C「先生、今日は叱らないで、、、」
T「どうして?」
C「叱られると『やろう』と思っていても、やる気が削がれちゃうから」

私は今までの指導を反省しました。
「先生として、そういう子たちに褒められるポイントを作っていけたか」
「声を飛ばすだけじゃなく、理由をしっかりと伝えて、自分から変わろうと思える指導をしていたのか」
「本当に私がすることは『やりたいともっと思えるようにすること』ではないのか」

確かに叱ることが大切になる場面もあると思います。
しかし、本質を見失った・その前の努力を怠った自身の指導能力の低さによって子供を叱るのはあってはいけないと改めて思わされました。

私にこの言葉を伝えてくれる子供がいることに感謝するとともに、彼の言葉を忘れず、たくさんの笑顔をつくれるように頑張りたいと思います。(吉田)