研究室日記

6月9日岐阜聖徳学園大学教育フォーラム2019での学び(鏡味・北神・井上)

公開日
2019/06/26
更新日
2019/06/26

学生の学び

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 こんにちは!4期生の鏡味です。6月9日に名古屋で行われた教育フォーラムに参加しました。フォーラムの午前の部で行われた、「教室で困ったこと」の共有と対話での学びを書きたいと思います。

◯立歩きの多い子
・原因があるので様子を見て実態把握
・どのくらい集中が続くか様子を見る
・悪い行いを良い行いに変える
→授業時にプリントを配ってもらう
・授業の中で動いてもいい時間を作る

◯嘘をつく子
・低学年は嘘と現実が分かってない
・嘘をついて教職の気を引きたい子もいる
・中学生は、仲間を裏切る嘘より、先生に怒られる方がいいと思っている
・教師はその子の気持ちに寄り添う

◯思い通りにならないとカットしてしまう子
・話をまずは聞く
→「じゃあどうすればよかったと思う?」
・他の先生を呼ぶ
・カッとなった時は約束事を作る
→何かを握る、叩く場所を作る
・コミック会話で気持ちを整理する

◯行事に入ろうとしない子
・日頃の生活から見えるその子の苦手を知る
→一緒に考える
・相手に選択肢を与える
・1つの「できた」を評価

 などがありました。普段、教員採用試験の対策をしている中で面接で聞かれたことのある問題もあり、とても勉強になりました。玉置先生はじめ、登壇してくださった多くの先生方ありがとうございました。(鏡味)

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 こんにちは!五期生の北神です!6月9日に教育フォーラムに参加しました。今回は、教育フォーラムの中でも奈須教授のお話からの学びについて、特に印象に残っていることを書きます。

 子ども達が対話することができなくなったのは、生活の仕方が多様になり、共感できることが減ったからだと知りました。だから、クラスみんなが共有できて盛り上がるようなお題を提供して、対話できるきっかけをつくるといいそうです。授業の内容でいきなり対話するのは難しいですか、授業とは全然違うことで対話することを続けていけば、自然と授業中にもできるようになると思いました。

 対話的学びの基盤として、日記と朝の会を活用すると良いことも学びました。日記を書くことで自己的対話をし、朝の会でそれを表現し合うのです。なぜかというと、友達が嬉しいと感じたことを知りたい!と思うように、周りの友達に関心を持つことが対話の始まりだからです。友達の素敵な一面を知ることで、今まて接点のなかった友達と繋がることもでき、自分の世界を広げるきっかけにもなります。

 私は朝の会にも対話を取り入れることができると知って驚きました。また、そのような対話ができるクラスであれば、すごく温かいクラスになるだろうなと思いました。ぜひ、朝の会でそういう機会を入れたいです。(北神)

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 こんにちは!4期生の井上です!今回は先日行われた教育フォーラムについて書いていきたいと思います。

 このフォーラムで一番印象に残ったことは奈須先生が見せてくれた授業動画です。だいたいの授業では分かる子が中心となり、分からない子が置いていかれてしまい、自分の意見を言えないまま結局何が分からないのかが分からないという状態で終わってしまうことが沢山あると思います。

 この動画の授業はその逆でした。分からない子が中心となり分かる子に質問する。そして分かる子が必死に分からない子に説明する。こういったものでした。そうすることで、分かる子も分からない子も学べる場を作ることができていたと思います。分かる子は自分ができたからいいというわけではなく、それを説明することでもう一度考えを整理することができる。分からない子は分かりたい気持ちを前面に出してガツガツと質問していく。本当にすごい授業でした。

 また、それと同時にこの授業が成り立つ雰囲気を作るには相当の学級経営が必要だとも感じました。失敗や間違いを恥ずかしがることなく言えるクラスを作ることは本当に難しいと思います。いい授業をするには学級経営を充実させることが必須だと改めて感じました。

 フォーラムの後、3期生ゼミ長の早川さんと話す機会がありました。教採への不安、現場のお話など様々なことを聞き、また聞いてくださりとても充実した時間となりました。もらった沢山のアドバイスを活かして教採まで後1ヶ月ないですが、走り抜けたいと思います!!

 教育フォーラムの関係者の皆さん、お世話になりました。ありがとうございました。(井上)