研究室日記

私のコロナ禍の一年(7期生 池戸)

公開日
2021/04/01
更新日
2021/04/01

四方山話

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 こんにちは!7期生の池戸です。5期生の先輩方が卒業され、いよいよ新しい学年が始まります。大学生活も折り返しとなる3年生の今年は教育実習やゼミなど将来につながる経験をすることになると思います。そんな日々を想像するだけで楽しみで仕方ありません!!

 最近とても暖かくなってきて毎朝、起きた時に日差しを浴びることがルーティンになっています。目覚めも良くなり、今日も1日頑張ろう。と自分に喝を入れながら毎日を過ごしています。しかしこの時期は花粉症が辛いです。ティッシュと目薬が手放せません(笑)さて私の近況報告はここまでにして、私のコロナ禍での一年を振り返りたいと思います。

 大学2年生の今年はコロナによって当たり前が当たり前ではないことに気付かされる一年でした。授業がオンラインになり、専修のみんなと会って話したり、相談したり、勉強する機会が無くなりオンライン授業に慣れるまで本当に不安で仕方なかったことを覚えています。また授業でわからない所やさらに深めたい所があった時にこれまでならすぐに先生の所に伺って聞くことができたのに、オンライン授業になったことで流れてしまう情報も多く、いかに自分で補うかで差がついてしまうのも身をもって実感しました。

 またサークル活動も自粛となり、練習はもちろん作品を披露するお祭りも全て中止となってしまいました。お祭りがあること、披露する場があることみんなと会うことが当たり前だと思っていたコロナ禍前の私にとっていきなり目の前の目標、目的が全て無くなり、心にぽっかり穴が空いた感覚になったこともありました。『コロナのせいで』とやり場のない怒りに駆られることも多く、すごく苦しいかったのが正直な気持ちです。

 しかし同時に何もかもコロナ禍のせいにしていても大学2年生は終わっていく一方でこのままではダメだと前向きに考えるようにもなりました。

 コロナ禍で何もかも『コロナのせいで』と逃げていたのかもしれません。しかし見方を変えれば、『コロナだったから』得られたこともあったことに気がつきました。バイト先で人と会う喜び、遊びに行く機会が減ったことで帰省して家族と過ごす時間が増えたこと、一人一人の友達と深く語り合えたこと、自分自身と向き合う時間が作れたこと、新しい趣味を見つけたこと、ここには書ききれないほど私の大学2年生はコロナだったからこんなにも充実していたんだと思います。

 人生そううまくは行きません。コロナも私たちに与えられた一つの試練なのだと私は思います。
【試練はそれを乗り越えられる者にしか訪れない】
 私の好きなドラマの名言です。この言葉のように、これから先いつ終わるかわからないコロナ禍でも私たちは生活していかなければいけないのだから、少し考え方を変えて与えられた試練を前向きに捉え成長していかなければいけないのかなと感じています。

 長くなりましたが、こんな状況でもこれから本格的に始まるゼミでの時間を有意義なものにできるように後悔しないように前向きにそして全力で頑張りたいです!!(池戸)