ベネッセ戦士の皆さんとの再会が嬉しい
- 公開日
- 2015/08/19
- 更新日
- 2015/08/19
四方山話
多摩市指導力向上学力ステップアップ夏季研修は、ベネッセコーポレーション多摩第一ビルで行われました。
そこで思いもしなかったベネッセ戦士の皆さん(写真)との再会がありました。思わず写真を撮っていただきました。
なぜベネッセ戦士と表現させていただいたか。その理由は、昨年度、ベネッセの新製品「ミライシード」を活用した数学授業(私は授業アイデアで協力)を13回もさせていただく機会があり、その都度、写真の方々が東京から小牧中学校へ駆けつけていただいたからです。
もちろん、これだけでは戦士とは表現しません。実は13回の授業を行う中で、ここでは書ききれないほどの数々のドラマがあったのです。
このミライシードを活用するには、文部科学省が近い将来の教室環境としている生徒一人一人がタブレットなどの情報端末を持っていることが大前提となります。その上で、このミライシードは各端末がネットワークでつながり、生徒が書きこんだ情報をだれもが自分のタブレットで見ることができるなどの様々な機能があり、まさに協働学習を促進する製品なのです。
そのため、教室には40台のタブレットと、それらをスムーズにつなぐネットワークが設置されたのですが、それが思うようにつながらないのです。日本で初めてこの製品を使っての授業に挑戦したのですから、ある意味、いたしかたありません。しかし、大切な授業です。ネットワークの不具合で授業が中断してしまうことは極力避けなければいけません。このために写真の方々は、東京から学校に来ていただき、ネットワークや製品のトラブル回避に全精力をつぎ込んでいただいたのです。
正直に書きますが、一時期、この製品は使い続けることができないと思うほどの原因不明なトラブルがありました。しかし、戦士の皆さんは、あきらめません。日に日にトラブルが少なくなり、生徒に大きな迷惑をかけるようなことは起こりませんでした。
早朝から夜遅くまで、特設教室で準備をしておられる皆さんを見て、まさに戦っている!と思っていたことから、「ベネッセ戦士の皆さん」と表現したのです。
本日、見せていただいたミライシードは、あのときの状況がまったく想像できないほど進化していました。これなら非力なネットワーク環境においても十分に活用できると思いました。戦いが続いていたことにも心が動きました。
なお、ベネッセ戦士は写真の方々のほかにもおられます。再会を楽しみにしているところです。(玉置)