2023年10月9日仕事日記
- 公開日
- 2023/10/11
- 更新日
- 2023/10/11
仕事日記
雨の朝。愛犬散歩はお任せ。10月20日オンラインで行う寝屋川市総合教育センター課題別研修のプレゼン作成。依頼事項を熟読して、演題は「ミドルリーダーとしてチームづくりの力を高める」とする。チームづくりに重点を置いた内容が完成。担当へデータ送信とお願い。
いつもの喫茶店でモーニング。そして教師力アップセミナー会場の大口町立大口中学校へ向かう。8時20分ごろ到着。久しぶりに会うゼミ生もいて、四方山話。学級レク本の校正を見せて喜んでもらう(笑)。
講演連続4日目の野口芳宏先生が来校。いつもと変わらずお元気。第3部で司会進行を仰せつかったこともあって、今日はいつも以上に楽しみ。
第1部 模擬授業5年国語「固有種が教えてくれること」(説明文)
第2部 教養講座「教学聖旨」を読む
第3部 質疑応答「野口先生から学ぶ」(チャット活用)
今日も切れ味鋭い主張。今回は特に資料配付の是非について冒頭で野口先生が良い意味でエキサイティング。そのままの調子で講座に入られたので、いつも以上の鋭さ(笑)。
2時間休憩なしの講演&模擬授業。87歳とはとても思えない。運営委員やゼミ生でお弁当を食べて、午後の準備。
第3部は写真のように、会場の皆さんがチャットに入力された質問を僕があらためて野口先生にしながら、時々対談も入れての50分間。ある人は、「教育と笑いの会」での漫才を見ているようで、とっても面白かったです!とコメントをいただけた。野口先生の回答に凄さを感じたり、面白さを感じたりしながら、教育の本質に迫った楽しい50分間。
僕は今回は野口先生の話術を分析することに注力。自分なりの分析は以下のとおり。
1 強調したい言葉を力を入れて発したり、その前に間を空けたり、声の調子を上げたりして、聴き手に届けたい言葉を常に意識して話す。
2 ある事柄を伝えたい時には、聴き手が比較して記憶に残すことが出来る言葉を添える。例)教材内容と教科内容
3 自分の主張をできるだけ短い言葉で表現する。いくつかの例を示しておいて、その言葉でズバリまとめる。例)とことん使う、チャンスを生かす、知識の安定的行為化、口上的変容、国語の学力(識字力、語彙力、文脈力)
片付けの後、振り返りを30分間。その後、野口先生を囲んでの宴会。かつてのゼミ生、現役ゼミ生合わせて18名も参加。僕が30数年追いかけている師との会に参加したゼミ生。貴重な機会であったことに将来きっと気づくはず。
帰宅。野口先生との楽しい対談を思い出す。鮮やかな切り返しを記録しておく。
玉置 「野口先生の話術は素晴らしいです。いつも絶妙な間で、いいですねえ。どのように意識されておられるのですか」
野口 「間ねえ。間をあけているんじゃなくて、次の言葉が出てこないだけなんだよ」
気持ちよく横になる。