「いのちの授業」を参観して
- 公開日
- 2015/12/17
- 更新日
- 2015/12/17
学生の学び
先日、一宮市立尾西第三中学校にて、「いのちの授業」を見せていただきました。
「小児がん」という同じ題材で、山田貞二先生、玉置崇先生の二人の先生が授業をされました。
私たちゼミ生は一度同じ題材の授業をゼミの時間に受けており、内容を知っている中での参観となりましたが、何度見ても心を打たれる、考えさせられる授業でした。
授業をされる先生方と、子どもたちの様子を交互に見ていたのですが、最初は笑顔だった子どもたちの表情が、どんどん真剣な眼差しに変わっていくのがわかりました。
ああ、この子達は本気で小児がんと向き合おうとしているのだと感じました。
玉置先生のおっしゃっる心に汗をかくとはこのことだと思いました。
お二人の先生は、今日が生徒と初対面とはとても思えない授業ぶりで、圧巻でした。
悩んでいる子をあえて当てる、答えられなかったら時間をおいてでも必ず当てる。
実習中の私にはそんなことはとてもできませんでした。
けれど、たとえ初めて会った生徒であってもその子を信じ続ける先生方の姿はぜひ見習いたいと思いました。
いのちの大切さ。とても大きく重たい話題ではありますが、生徒に本気で考えてほしい内容です。私も教師になったらこの教材を使って授業をしてみたいなと思いました。(杉下)