2月10日教師力アップセミナー(赤坂真二先生)での学び(齋木・古賀)
- 公開日
- 2024/03/23
- 更新日
- 2024/03/23
学生の学び
こんにちは!玉置ゼミ10期生の齋木です。2月10日に教師力アップセミナーに参加させていただき、赤坂先生から多くの学びを得ることができました。そこで今回は赤坂先生の講演から得た学びを記事にさせて頂きたいと思います。
赤坂先生の講演では、学級経営に関して説明していただきました。そこで私は3つの学びを得ることができました。
まず1つ目。私は学級経営の本質を理解していませんでしたが、赤坂先生の以下のような説明でようやく理解できました。
赤坂先生によると日本人の性格上つながりを好みません。そんな中、日本の教育はつながりを大切にして、人間関係ができて学級が機能するが、最近問題となっている、いじめが原因による不登校問題。このような問題が起きないように、クラスの人間関係を工夫して上手く作るのが教師だとお話されて、教師にとっての学級経営の大切さが非常によくわかりました。
そして2つ目。学級経営とは、特別支援でもあり、みんな何らかの支援が必要であること。さらに、教師はただ授業を教えるだけではなく、クラス全体を見て、学級の安定を保つことが重要であることが分かりました。また、その安定のためには、児童・生徒が「この授業を受けたい」と思ってくれるような『学習環境の最適化』という言葉があり、強く心にしみました。
最後に3つ目。『教師が判断する学級経営の順調さと各因子の影響』というモデルで、まずは、受け入れて、それからしつけをし、秩序をすると和やかになるということで、和やかなクラスを作るためには秩序が必要であるということです。このモデルを知って、私の以前のイメージだった、「和やかなクラスは先生があまり叱らない」とは異なり、ルールやマナーを破ったら注意し、メリハリをつけられる指導が必要であるということが分かりました。私は、児童・生徒に叱ることで、「距離が離れてしまうのではないか」という恐怖心があります。ですが、それでは秩序が保てず、たるんだ学級になってしまい、学級崩壊の可能性も考えられる。そのためには、ルールを破った児童・生徒にはしつけをし、将来、和やかな学級を作るために、今回学んだモデルを頭に入れておこうと思いました。
私は今回の教師力アップセミナーに参加させて頂いて、学級経営において様々な学びを得ることができました。今回学んだことは将来教師となった時、非常に重要なことだと思うので、忘れず、今年の教育実習で、実践は難しいと思いますが、できる範囲でも、頑張ってみて、意識していこうと思います。このような貴重な機会、お話を聞かせていただきありがとうございました。(齋木)
こんにちは。9期生の古賀です。今回は先日行われた、教師力アップセミナーでの学びを記事にしていきます。今回のセミナーでは赤坂先生にご講演いただきました。
赤坂先生の話はとても面白く聴き入ってしまいました。中でも、学級経営にあたって、何人も誰からも精神的、肉体的に傷つけられることがない状態をつくっていくことは私の卒論テーマに近しいこともあり、とても勉強になりました。
授業は学級経営あってこそということ。ホスピタリティを高めていくこと。子どもたちと関わる上で「受容」することが大切であり、しつけと秩序の両方を確立させ縦糸を。教師と子ども、子ども同士の心の通い合いの緯糸を絡ませながら学級経営をしていくと良いことを学びました。コロナの影響などでつながらない理由が増えがちだが、学校教育では、子と教師・子ども同士のつながりが大切だと考えるので、それぞれの関わりにおいて、教師としてできることは何か考えていきます。また、学級の雰囲気は、子どもが教師をどのように認知しているかに影響されるため、受容と親しみ易さ、子どもが思いやりを発揮する場を設定することなど、信頼され指導を受容してもらえるような教師になれるよう努めていきます。
赤坂先生、面白く学びのある素敵な講演をありがとうございました。今回の学びを生かしながら、さらに学び続けていきます。運営委員の皆さん、今回も貴重な学びの場をありがとうございました。(古賀)