11月30日算数・数学教科書活用による面白くて深い授業実践セミナーでの学び(岡田)
- 公開日
- 2024/12/13
- 更新日
- 2024/12/13
学生の学び
こんにちは。玉置ゼミ10期生の岡田健太朗です。今回は11月30日に行われた算数・数学教科書活用による面白くて深い授業実践セミナーに参加して学び得たことについて記事にしていきたいと思います。 ・教科書を見せると答えが書いてあるので、子どもには教科書を見ないように言わないといけない。 ・教科書のすべての問題を授業でやらないといけない。 ・あの先生は教科書を一切使わないからよく研究している良い先生だ。 ・研究授業では教科書の問題ではなく、オリジナルな問題を考えてやるといい。 上記のような教科書活用伝説と言われるものもあります。けれども、教科書には大切な見方・考え方や課題の見通し、思考・判断・表現に気づかせる記述などが載っています。これらを意図的に使うことにより、優秀な子や特定の子だけの考えで終わることなく、学級全体の子どもの考えをもとにした授業をしていくことができることを学びました。 「算数・数学教科書活用方法」 ・教科書に登場する人物に着目させる。 教科書には様々な登場人物が出てきます。それぞれの登場人物は大切な見方・考え方や本時の課題を考える上での起点、以前学習したことなどを伝えてくれています。これらを上手く使い、登場人物が言っていることを周りで確認させたり、電子黒板を使って全体で確認させたりすることにより、誰一人取り残すことなく見通しを持たせて課題に取り組ませることが出来ることを学びました。 ・教科書に載っている学習用語を使い分かったことや気になることを話し合わせる。 気になることまで挙げさせて、その気になることを解決させることで学習用語がただの知識として覚えるだけでなく、説明と繋げてより深い知識として覚えることが出来ることを学びました。 この算数・数学教科書活用による面白くて深い授業実践セミナーに参加して教科書を上手く活用することで、子どもの社会性や主体性を育てることができたり、課題の見通しを持たせることで誰一人取り残すことの無い授業にすることができたりすることを活用事例と共に学ぶことができました。この学びをこれからに生かしていきます。大変貴重な学びをありがとうございました。(岡田)