研究室日記

小牧市立小牧南小学校での学び(齋木)

公開日
2025/11/28
更新日
2025/11/28

学生の学び

こんにちは!10期生の齋木です。今回は、小牧市立小牧南小学校の保坂忍先生から情報をいただき、フィリピンとの合同の英語授業を見させていただきました。その学びを記事にさせていただきます。


授業の流れとしては、日本の教室とフィリピンの教室をズームで繋げ、まず歌や挨拶をし合い、互いの文化をグループに分かれ英語を使って紹介して、互いの文化の歌を歌うという授業でした。学びは、大きく分け3点あります。


・授業開始前の声掛け

この授業ではタブレット端末を使う授業でした。そのため、教師はタブレットの充電は大丈夫か事前に確認させておく必要があることです。また、フィリピンの方と交流のため、多くのフィリピンの言葉を話せる先生方、交流してもらえる環境に感謝することです。このような授業前の声掛けが重要であると学びました。


・教師の動き

普段の授業とは異なるため、配慮しなくては子どもたちは混乱してしまいます。そのため、授業内の様々な教師の支援が必要であると分かりました。この授業の主な活動が各班に分かれ班毎のタブレットを用いて文化を紹介し合うことでした。この授業では、複数の先生方がいらっしゃっており、先生方は、各班に1名ついていました。そこで、教師のすべきことは常にネット環境の確認を行うこと。うまく交流できているか、立ち位置や音声の確認等をすること。プレゼンがうまく進むよう話す順番を確認させておくこと。フィリピンの児童がプレゼンする際、何を話しているか資料を用いて紹介すること。通じない場合は、フィリピン語で向こうとコミュニケーションを取ることです。また、授業中の教室英語は簡単な英語を使うこと。これらの多くの教師のすべきことを学ぶことができました。


・児童の助け合い

1人の子がプレゼンをしている際発音の仕方が分からず困っている子がいました。その際、同じグループ内の子が発音の仕方を教えていました。このようにサッと仲間を助ける行動は簡単にはできないと思います。私も授業をする上でこのような助け合いが生まれ、温かな学級・授業を目指したいと思います。


貴重な授業を見させていただきました。本当にありがとうございました。今後、普段の授業はもちろん、今回見させていただいたような海外と繋げ、交流の授業をする機会があれば今回の学びを生かし、児童たちが混乱しない授業を作っていきたいと思います。このような貴重な機会を頂きありがとうございました!(齋木)