6月16日第2回教師力アップセミナー(土居正博先生)での学び(由原、間宮)
- 公開日
- 2024/06/26
- 更新日
- 2024/06/26
学生の学び
こんにちは!9期生の由原希音です。今回は、先日行われた教師力アップセミナーでの学びを記事にしていきたいと思います。今回は、土居正博先生が「国語授業づくりで大切にしていること」というテーマでお話してくださいました。そこから、特に印象に残った点について書いていきたいと思います。
まず、国語は達成感を得にくいため、目指したい「子ども像」を明確に持つことが必要だということです。また、成長を可視化できるようにすることで、子どもたちに実感させることが大切だと学びました。これは、私の専門である音楽にも共通することだと感じたので、振り返りなどをして成長を可視化できるような工夫をしていきたいと思いました。
もう一つは、コミュニケーションの素地を育てることです。そのためのペアトークでは、まず目を合わせることから始め、テーマを与えて話を続けることを意識させます。ペアトークの後に必ずフィードバックを行い、価値付けすることで「次はこうしたい!」に繋げていくことができます。また、自分の考えが広がる経験を与えることも、ペアトークの充実に繋がるのだと学びました。
今回の学びは、他教科でも活かせるものがたくさんあると感じたので、授業づくりに活かしていきたいと思います!貴重なお話をありがとうございました!そして、玉置先生!このような貴重な機会をたくさんつくっていただき、ありがとうございます!(由原)
こんにちは!10期生の間宮です。6月16日の第2回教師力アップセミナーでの学びを記事にしたいと思います。
今回は、土居正博先生から「国語の授業づくりで大切にしていること-楽しくて力がつく国語授業づくり-」というテーマでお話していただきました。その中で、特に印象に残っている学びが2つあります。
1つ目は、目指したい子ども像を教師が明確にもつことです。算数や体育の授業では、「できない」が「できる」ようになるというように、子どもたちの成長が顕著に現れます。一方、国語の授業では、子どもたちが「できる」からスタートし、「よりよくできる」ようになっていくため、成長が少し見えづらく、子どもたちは達成感を得にくいです。そこで、教師が子ども像を明確にもち、それを基に発問や課題設定をすることで、子どもたちに適度な負荷がかかり、達成感をもたせることができると学びました。教師の頭の中に子ども像があると、意図をもって指導することができるため、よりよい授業づくりや子どもたちの成長にも繋がっていくと感じました。
2つ目は、WhyやHowではなく、Whichで問いかけることです。子どもたちから発言を引き出すことは非常に難しいですが、Which発問によって、自然と子どもたちが語り出すことができると学びました。発問のレベルではなく、形を変えるだけで、子どもたちの反応が違うと分かり、国語の授業って面白いなと感じました。私もWhichを使って表現を工夫し、子どもたちに適した発問ができるようになりたいと思いました。
講演の中で模擬授業も見せていただき、実習前に国語の授業のイメージをすることができました。国語の難しさも楽しさも理解した上で、学んだことを生かした授業ができるように頑張ります。今回も貴重な機会をありがとうございました。(間宮)