9期生卒論発表会 古川さん・古賀さんからの学び(河上・森山)
- 公開日
- 2025/02/26
- 更新日
- 2025/02/26
学生の学び
こんにちは!10期生の河上です。今回は、1月31日に行われた9期生卒業論文発表での学びを記事にしていこうと思います。僕からは古川さんが研究された「子どもの可能性を引き出す教育」での学びについて書いていこうと思います!
●可能性とは・・・
可能性は、まだ発揮されていない潜在能力、さらに伸びる可能性のある成長の余地、一人ひとり異なる形で表れる多様性の3種類に分類されると仰っていました。私は面接練習などで「子どもの可能性を・・・」と当たり前のように使っていましたが、可能性とは何かを考えたことはありませんでした。古川さんの発表から可能性とは何かを学ぶことが出来ました。このことを理解した上で、これからどのような教育をしていくか考えていこうと思いました。
●子どもが運営する掲示板
子どもが自分たちで運営をしたり、ルールを決める掲示板を可能性を引き出す取り組みとして紹介されていました。この掲示板を活用することで、主体性が向上するのはもちろん、書く力を育むことができます。最近ではSNSの普及もあり、長文を書く機会が以前よりもあまりないと考えます。掲示板を作成するにあたり、文章を考えたり、どのような表現だと伝わりやすいか等を考えます。そのようなことを考える中で書く力が育まれていきます。私も子どもたちに意図的に経験を積ませるような取り組みを考えていこうと思いました。
●〇〇宣言
可能性を引き出す取り組みの二つ目として〇〇宣言を紹介されていました。子どもが挑戦ことを宣言し、達成できたらサインをしてファイルにまとめていくというものです。この取り組みを行うことで、自信がつき、自己肯定感も上がっていくと思います。デジタルで行うことは考えているのか?という質問に対して、古川さんはアナログにこだわりたいと仰っていました。私もこの意見には共感です。できたことがファイルに溜まっていき、目に見えることが大切だと思います。私も目に見えて厚みが増していくと嬉しいし、もっと頑張ろうと思います!(笑)
●古川さんの発表から
子どもの可能性を引き出すための手立てをすごく考えられていることが発表から伝わってきました。引き出すための取り組みを実際に提示しながら発表をしてくださったので、イメージしながら聞くことが出来ました。また、発表する姿がとても堂々としており、すごくカッコよかったです!!
9期生の先輩方、素晴らしい発表をありがとうございました!!すぐに実践できるものばかりで、とても参考になりました。自分たちも先輩方のようになれるように頑張ります!ありがとうございました!(河上)
こんにちは!10期生の森山です。今回は、1月31日に行われた9期生卒業論文発表での学びを記事に書かせていただきます。私からは、古賀さんが発表された「信頼し合う学級をつくるための教師の関わり方」から学んだことを書かせていただきます。
「教師は子どものキャッチャーであれ」
私は、古賀さんの発表のなかでこの言葉が特に心に残りました。子どもが投げかけたどんなサインでも教師はキャッチして、投げ返してあげなければいけません。私は、子どもの些細な変化に気づける教師になりたいと思いました。また、子どもが投げかけたサインだけでなく、子どもが授業内で発言した言葉も一緒だなと思いました。子どもが間違った発言をしてしまっても教師である私たちが受け止め、他の子どもに投げ返してあげなければいけないと思いました。どんな発言も受け止め、他の子どもにつなぐことができる教師になりたいと思いました。
「絶対に譲れないライン」
古賀さんの発表から、絶対に譲れないラインをつくっておくことが大切であると学ばせていただきました。子どもたちに超えてほしくない一線をつくっておき、それを子どもたちにも伝えておくことが大切であると学びました。絶対に譲れないラインをつくり子どもにも伝えておくことで、一貫した指導になると思いました。
古賀さんはお話だけでなく、実際に4月に発行する学級通信も作成し提示しながら発表していただきました。担任としての思いがしっかりと書かれており、子どもたちに本音で語ることの大切さを感じました。私も、伝えるべきことは子どもたちに本音で伝えていきたいと思いました。
9期生の先輩方の発表は内容が濃いだけでなく、現場に出た際すぐに使えるものばかりでとても刺激を受けました。研究内容を堂々と発表する姿はとても輝いており、私も1年後はこうなりたいなと思いながら聴かせていただきました。1年後の卒論発表会に向けて私もこれから頑張ります。9期生の先輩方ありがとうございました!10期生も頑張ります!(森山)