研究室日記

2025年2月12日仕事日記

公開日
2025/02/13
更新日
2025/02/13

仕事日記

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 久しぶりのホテル泊の朝。バイキング朝食をとる。どうしても取り過ぎていまう(笑)。朝から満腹。


 8時にお迎えをいただき、ホテルからまつやま教育研修センターへ到着。今日は「まつやま教育研修センターフェスタ2025」を参観して最後は講演。


 体育館にいっぱいの人。8時50分から9時30分まで開会行事、基調提案、授業説明。基調提案はわかりやすく、大会主題のサブテーマを「自立した学習者が育つ学び合う学習の充実」とした理由が明確に伝わってくる。


 松山市教育研修センタ―と松山市立東雲小学校、東中学校とつながっていて、外に出ることなく、授業会場へ移動。このような施設は全国でここだけかもしれない。センターの道路向かい側は愛媛大学。だからこそセンター、学校、大学が一体となってここまで授業づくりがされているのだと納得。


 特別授業1つと公開授業3つを参観。例によってポイントを探りながらの動画撮影。物凄い参観者で教室に入るのも大変な状況。その中で、どの教室でも子どもが生き生きと話し合い、学び合っていて、これまでの指導の積み上げがよくわかる授業。学び合うことを楽しんでいる子どもばかりと言ってもいい授業を見て、講演でこの価値をどう伝えようかと嬉しい悩みが生まれる。


 研究協議会場の状況を参観。ここでも大いに刺激を受ける。「子どもの学びも教師の学びの相似形であるべき」が具現化された協議会で、参加者が端末等に自分の考えを入れて、それを読み合い、グループで協議することから始まる展開。これも講演で紹介しなければいけないと強く思う。


 美味しいお弁当(鯛めし)をいただきながら、講演の構想を練る。分科会を挟んで、講演まで2時間ほどあるので、授業動画を整理しながら演題「自立した学習者がそだつ『学び合う学習』の充実とその方策」をより伝えるためにプレゼンを再構成。


 14時30分から16時15分まで(5分延長(泣))講演。「自立した学習者を育てる必要性を腹落ちしているか」から問い、振り返りの重要性、対話(学び合う)の本質などを様々な動画をもとに伝える。最後は、各授業者に前に出てきてもらい、動画をもとに授業者の考えがより伝わるようにしたつもり。


 センター所長としばし懇談して、ホテルへ送っていただく。17時ごろ着。18時40分に迎えをいただき、「まつやま教育研修センターフェスタ2025 情報交換会」に来賓の一人として参加。終日のフェスタの企画・運営に際してのセンターの皆さんの尽力と心温まる対応に頭が下がる思いだったが、ここでも参加者の皆さんがより楽しく交流できるよう企画が次から次へ実行され、献身的なセンターの皆さんに感動するばかり。「働き方改革」の論文で学ばせていただいていた露口先生と話ができたり、僕の授業を見る視点を褒めていただいた校長先生と話ができたりなど、まさに良質な情報交換会。事前に面白い話を!と依頼を受けていたので構えていたのだが、司会者が笑いを生んだあとに、僕が登場できるように準備されていて、これまた心動かされる。クロージングプレゼンもできていて、それを皆さんで見ながら振り返り。忘れられない日となった。深謝。


 ホテルへ戻る。急ぎのメール返信をして大浴場にゆっくり浸かる。皆さんのおかげで良い1日にしてもらえたことに改めて感謝しながら、横になる。