2025年5月26日仕事日記
- 公開日
- 2025/05/27
- 更新日
- 2025/05/27
仕事日記
6時ごろ家を出て、いつもの喫茶店経由、研究室へ。7時30分ごろ着。1限「教育課程論」の準備。前回残した「スクールカースト」で60分間ほど深め、残りの時間は「キャリア教育」の概要を学ぶことに決める。新たな書籍のプロットについて考え始める。
9時から「教育課程論」。予想以上に「スクールカースト」に関する意見が出て、他の学生の意見を聞き、心が動かされている学生が多くみられる。様々な視点からの発言があり、自分も大いに学ぶ。大人数でゼミを行っている感じ。「進度指導からキャリア教育」をキーワードに簡単に触れて授業を終える。
研究室で、さっそく振り返り読み。いつも以上に振り返りが重厚。良い授業だったと自負。
稲沢市立明治中学校へ向かう。学校付近に来たので昼食。13時少し前に学校着。校長、教頭先生と懇談。今日の僕の役割も確認して授業参観へ。2年生数学授業。消去法を使っての連立方程式の解き方をマスターする時間。後半は、それぞれの学びの形態(1人、二人、グループ)で学び合う時間設定。子どもをつなぐ、一人の子どもの意見を広げるなど、協働的な学びを促進するための教師の手立ては、どの教師も参考にしたいもの。例によって動画を撮りながら、このあとの指導助言を考える。
20分弱で動画を必死に整理。14時40分から16時まで講演。演題は「自立した学習者を育てるために」。最初は授業動画をもとに、全員で共有しておきたい様々な技術を価値づけ。授業者ともやりとり。教師はもっと語ればよいとも助言。その後、明治中の研究方針をもとに進むべき方向の確かさを様々な資料から提示。「学び方」という用語を提示しているが、この定義を今後明確にすることが、全員による共有化につながると助言。
終了後、校長室で校長、授業者、かつてのゼミ生、教務主任と懇談。現在審議されている次期学習指導要領の話題提供。
帰宅。ゼミ生から今日の学びを送ってもらった。僕が一番伝えたかったことが明記されていてほっとする。早急に返事すべきメールが多く、その対応で時間がかかる。