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第8回算数数学授業力アップセミナー(志水塾本大会) 7 意味付け復唱法の報告

公開日
2022/04/01
更新日
2022/04/01

算数・数学授業:志水メソッド総括 ○付け法、意味付け復唱法、音声計算、適用問題定着法など

またまた鹿児島のMさんから報告メールが来ました。

「志水 廣先生

 昨日,12月にお話していた鹿屋での4教科2領域の部会での志水式意味付け復唱法の発表が終わりました。(S先生も参加してくださいました。)夕方からの会の開催ということもあり,発表者一人4分の持ち時間でした。残念ながら,用意した資料の半分の説明しかできませんでした。
 丸ごと復唱法と短句切り復唱法を紹介しました。受容と共感が大切なことを強調しました。短句切り復唱法では,私の学級の3年生の話の長い場面の様子を録音しておき,会場の先生方に復唱できるか尋ねたところ,みな苦笑いや首を横に振りました。
 その後,私の短句切り復唱法をしているところを聞いてもらいました。子どもの一回目の発言は,いいこと言っているのですが,長すぎて,学級の子どもたちにも伝わりませんでした。短句切り復唱法で聞き直してみるとびっくりするぐらい子どもが整理して考えを発言していたことが伝わったと思います。
 志水式意味付け復唱法は子どもは子どもを生かしますことを先生方が感じた場面だと思います。
 また,1.なるほど 2.いいこといったね 3.もう一度いってくれる 4.それってどういうことの魔法の言葉をお話しさせていただきました。(首の回転90度もしっかり伝えました。)
学習指導要領で言われている「表現力・思考力」の図,数直線,式,言葉を復唱法で子どもが自ら使って説明することを伝え,これからの算数科指導法に合っていることを強調しました。(もちろん,今年の11月23日のセミナー開催のこともお知らせしました。
 会の終了後,後ろのコーナーに置いてあった「志水メソッドによる算数の授業づくり」の著書をじっくり見ている先生方がいました。
 以上,報告を終了いたします。
 追伸,自分で資料を作ったのですが,志水先生の著書の方が分かりやすい説明であることもあり,自作資料は破棄し,先生の著書から引用させていただきました。愛知から帰って読み返すと自分がスポンジになったかのようにすっと吸収されます。
                                        鹿児島 Mさんより
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志水より追伸
受講者の皆さんへ

私は、受講者からのレスポンスを待っています。それがスタッフへの励みとなるからです。
3行でもいいですから、レスポンスをお願いしますね。

志水 廣