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パート練習と全体練習

公開日
2010/12/08
更新日
2010/12/08

今日のひとこと

12/9 今日のひとこと
算数数学の問題解決においては、数式化するのが定番である。
この数式の処理にはいろいろなルールがある。

例えば、乗除先行とか、分配法則などのルールがある。
これらを○付け法でやるとなると、
初手の行動確認が一番大切である。
分配法則では、まず、ただしく分配できているかどうかである。

3(x+2y)+4(−6x+3y)
上の式で言えば、( )の前の3とか4を正しく分配して×ことができたかどうかである。
これだけに集中して見ればよい。
だから、まず、式変形の一行目だけをやらせる訓練を積むことである。
これが確認できたら、その後、答えまで求めてみようということでもよい。

つまり、パート練習と全体練習に分けてやればよいのである。
そのための道具が○付け法であり、適用問題定着法である。
よって、この式変形では、はじめから全体練習でできるのか、パート練習が必要なのかは、事前に予想を立ててやればよいの。
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