リーダーシップ
- 公開日
- 2011/08/28
- 更新日
- 2011/08/28
今日のひとこと
8/27 今日のひとこと
昨日の今日と志水塾京都大会でのこと。
朝、全体のセレモニーのとき、会場を見渡した。すると、N先生が来られている。
名簿を見たら、京都府八幡市のS小学校長となっていた。
彼とは、和束小学校で、また東角小学校で出会っている。一緒に学校改革をしてきたという思いがある。とても優秀な方である。和束小学校では2度出会い、あるときは、奈良から名古屋の自宅まで車で送ってくれたことがある。
名簿をみると、S小学校から2名参加されている。引き連れてきたのである。
朝の講演の部が終わり、彼が挨拶にきた。「よろしくお願いいたします。」という。午後は、結婚式があり失礼しますという。
たった1時間のためにわざわざ志水塾に参加された。
しかも会費を払って。
このことから、リーダーとして思いのレベルがあることが分かる。
レベル評価なし(つまり、レベルはつけられない) こういう研修会の情報を知らないのでアクションを起こせないレベル。
レベル−1 こういう研修会があることを知っていても、職員に声をかけないレベル。
レベル0 こういう研修会があることを知っているので、職員に行ってはどうかと薦めるレベル。ただし、職員の反応がなければ敢えて押さないレベル。
レベル1 こういう研修会があることを知っているので、職員に行ってはどうかと薦めるレベル。どうしても行ってほしい。その意味を教えて行かせるレベル。
レベル2 こういう研修会があることを知っているので、職員に行ってはどうかと薦めるレベル。強制にはならず自然に行かせるような空気にするレベル。
レベル3 こういう研修会があることを知っているので、職員に行ってはどうかと薦めるレベル。自然に行かせるため、少し上役の同僚にお願いして行かせて、共に行かせるようなレベル。または、自分が率先垂範して一緒に行かせるレベル。
レベル3の人は、この後の学校経営の見通しをもっている。
参加させるという強い思いがあって、なおかつ、はじめての会に参加させるときへの配慮があるレベルの人は、学校を変えて行くスピードが速い。このことは私が多くの校長先生と出会った経験則である。
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