教卓へもって来る方式
- 公開日
- 2011/08/29
- 更新日
- 2011/08/31
算数・数学授業:志水メソッド総括 ○付け法、意味付け復唱法、音声計算、適用問題定着法など
できた人は、ノートを持って来なさいと、教師は言う。
持ってきた人は、丸をもらっている。
教室の中でこの風景はよくある景色である。
さて、できた人はノートを持って来なさいということは、
できない人はノートを持って来るなという意味、あるいは、できない人はノートを持って来られないという意味となる。
算数・数学で問題の解決ができない子どもは、じっと鉛筆をもったまま、前の方で友達が丸をもらっている様子をぼうっと見ている。
本当に手だてが必要なのは、ノートを持って来られない子どもではないのか?
「ぼく、この問題は分からないからノートを持っていけません」、「本当はノートを持っていきたいんだけれど・・・」という声なき声が聞こえてくる・・・。
「先生は、どうしてぼくに教えてくれないんだろう」という叫びが聞こえてくる。
教卓方式はこのような短所があるのだから、どうすればよいのか?
私は、教師が子どもの座席のところに行く机間指導方式がよいと考えている。
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