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つながるということ

公開日
2011/11/12
更新日
2011/11/12

今日のひとこと

京都府多賀小学校の授業診断において、小数の筆算のわり算でつながった場面があった。

4.96÷6の筆算では、商は「0.」を一番上の位に立てる必要がある。
ところが、整数と同じように計算すると、「0.」の意味がわからなくなる。
そこで、板書のように、私は介入した。
1.2÷3を0.1がいくつと、それを筆算の形に書いてみた。すると、子ども達は、「あー、あのことね」と理解した。
4.96の方も同様に、0.01がいくつと考えることができるようになった。

さて、この話はどうもうますぎると思っていた。つまり、私の介入がスムーズに行った
原因は何かと考えていた。子どもたちのノートを見た。すると、0.1がいくつの考え方が3時間に渡って書かれていた。これには驚いた。
すごい!!
だから、介入がうまく行ったのであった。堤先生のおかげであった。

このノートも素晴らしい。いろいろなメモが残されている。
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