UD30 算数授業のUD化の4つのポイント
- 公開日
- 2014/09/15
- 更新日
- 2014/09/15
授業のユニバーサルデザイン
授業のユニバーサルデザインを考えるとき、
1.視覚化
2.焦点化
3.共有化
がよく言われる。
その上で、算数の授業では、
4.そろえる化
が大切だと提案したい。
というのは、算数の授業では、問題把握、自力解決、話し合い、練習
などの異なる学習場面がある。
それらは、一つずつの積み重ねである。例えば、問題把握の場面で全員の子どもが把握していないと、自力解決はできない。次に、自力解決できていないと、話し合う土台ができない、さらに、話し合いの場面で解き方の理解がしっかり理解されていないと、練習問題に入ってもできないことになる。
だから、各場面において、そろえることが不可欠である。
さらに言うならば、ヒント包含法、○付け法、意味付け復唱法、適用問題定着法などの志水メソッドは、算数授業の各場面で「そろえる化」の一つの手立てとなっている。