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再び マークについて

公開日
2016/02/03
更新日
2016/02/03

どの子も「できる」10分間プリント

「どの子もできる10分間プリント」は、ユニバーサルデザインの観点から言えば、どのように問題に取り組ませるかが大事である。

ユニバーサルデザインの考えでは、どの子も取り組むことができるという立場に立ちます。すると、全員の子どもが10分間でやり遂げなければならないということを考えているととても窮屈なことになってしまいます。
10分間でできることには子どもの層によって異なってきます。
ですから、問題番号の後ろにあるマークに基づき、自己決定するのです。
「ぼくはハートマークまでやるよ」、「私は、ダイヤのマークまで頑張るわ」というように自己決定させるのです。

教師からの声かけも、「□□さんは、1番と2番までやると決めたんだね、そこでオーケーだよ」と声かけをするのです。「1番と2番できたら、100点だよ」と言えばよいのです。
これを4問全部をやらせようとするところに無理が生じるのです。
4問できて100点という感覚を捨てましょう。
かたくなな完璧主義では合わない子どもがいます。少しずつ学習意欲を高めることが求められているのです。