日記

授業アドバイスツールの実践レポートが楽しみな学校

公開日
2016/08/29
更新日
2016/08/29

仕事

元気な学校応援プロジェクトの一環で、授業アドバイスツールの貸出しを希望している小学校に、開発会社の担当者と活用方法についてのアドバイスを行ってきました。校長とICT担当の先生が対象です。

この日は授業アドバイスツールの使い方を実際の授業で体験していただきました。私は教室の前から子どもたちの様子を授業アドバイスツールで記録します。この学校ではふだんは教室の後方から先生を中心に見ているようなので、私の視点が新鮮だったようです。校長は、実際に教室の前方から子どもの様子を見ることで、子どもたちの授業に対する集中や参加度がよくわかることに気づいていただけたようです。子どもたちの反応や動きをしっかりと振り返ることや共有できるという授業アドバイスツールのよさも納得していただけました。
校長とは、授業アドバイスツールについての話だけでなく、子どもたちを見ることでどのようなことがわかるか、授業がどのように改善されていくかということについて、お話することができました。
「挙手する時の子どものテンションから、授業が一問一答になっているかどうかがわかる」「発言した後の子ども表情から、自己有用感を感じているかどうかがわかる」といったことは、あまり意識をしていなかったようで、新鮮に受け止めていただきました。非常に前向きで、エネルギーのあふれる方です。貪欲に吸収しようとする姿勢がとても素晴らしいと感じました。また、「笑い」を学校行事に取り入れるなど、ユニークな取り組みもされています。この校長の学校なら、授業アドバイスツールを有効活用するだけでなく、きっとユニークな使い方も提案していただけると思います。このツールの開発にかかわった者として、実践レポートが届くのがとても楽しみです。