自分の問題としてとらえる
- 公開日
- 2010/08/26
- 更新日
- 2010/08/26
仕事
昨日は模擬授業で研修を行ってきました。
中学校の数学の相似の授業でしたが、生徒役の先生が前提となる既修事項を理解できていないために、授業者の先生がうまく進められないところがありました。
授業者は思わぬ反応に苦しむのですが、そのことが参加者を含め私にとっても大きな学びにつながりました。
何をしてよいかわからないときに子どもはどんな気持ちになるのか。
手がつかない状態では、教師に何を求めるのか。
相似な三角形を見つけたところから説明されたが、そもそもその三角形が見つけられない子どもはどうすればよいのか。
自然にわからない子どもの立場なることでたくさんのことに気づかれました。
みなさんの素晴らしかったことは、個別の問題ととらえずに、自分の授業でもこのような場面があったのではないかと振りかえっていたことです。
みなさん2学期は今まで以上に子どもの目線に立った授業をしてくれることと思います。
次回はこの模擬授業と同じ場面で、子どもたちを相手に研究授業をおこないます。謙虚な姿勢で指摘を受け止めることができる授業者なので、今回の学びを生かした授業をきっと見せてくれる事と期待しています。