日記

授業評価アンケートの打ち合わせ

公開日
2014/11/19
更新日
2014/11/19

仕事

私立の中高等学校で、授業評価のためのアンケートに関する打ち合わせを行ってきました。
今までは他の会社が引き受けていたのですが、今年度から私どもでやらせていただくことになりました。昨年度までとの比較もあるので、今年度は大きく変えることはしませんが、今進めている授業改善に関連した項目をいくつか入れさせていただきました。評価は目指すものがあって活きてくるものです。逆に、学校として目指すべき授業像を今後明確にしていくためにも、このアンケートの結果を活かしたいと考えています。

今回検討に参加された先生から、従来の授業評価アンケートの分析に対する問題点がいくつか指摘されました。「表面的な数値だけを見て、いい悪い云々されても受け入れがたい」「設問を単独で見るのではなく、他の設問と組み合わせて分析する必要がある」など、どれも納得のできることです。数値をどのように読み取るかは、実態と合わせて考える必要があります。先生方に考える資料を提示させていただき、一緒に考えるスタンスを大事にしていきたいと思っています。
学校評議員としてこういった授業評価にもかかわっていますが、アンケートの結果で気になることを先生方におたずねすると、間違いなくその原因や隠れている課題を教えていただくことができます。先生方が子どもたちの実態をよく把握しているからです。今回の学校でも、データを前にして先生方とこのようなやり取りができる関係をつくりたいと思っています。以前は指摘だけで、具体的な解決方法は提示されなかったようです。スコアが悪かった時に解決方法がわからないような設問を入れても、改善にはつながりません。アンケートを意味のあるものにするためにも、出てきた課題を先生方と一緒に解決することを目指していきます。
先生方にとって納得性がある、授業改善につながっていくような授業評価アンケートにしたいと思います。