同じ釜の飯を食べた仲
- 公開日
- 2021/03/09
- 更新日
- 2021/03/09
平小歳時記
「同じ釜の飯を食べた仲」 今時では少ないのでしょうが、仲間との思い出話の中で登場する話題の1つです。「同じ飯」ではなく「同じ釜の飯」がポイントなのでしょう。なぜか、仲間意識やキズナが生まれやすいように感じます。これも食のチカラですね。
昨日、5年生が家庭科で調理学習をしていました。もちろん、感染症対策を講じながら。テーマは「ご飯とみそ汁」。グループごとに同じ鍋を使って調理し、同じ食卓で一緒に食べました。少々の失敗は話のネタであり、良き調味料がわり。子ども達の顔から自然と笑顔がこぼれていました。
今年度は、このような機会に恵まれませんでした。本来なら、こうして理屈抜きに人と人とが自然につながっていくチャンスがありました。今回のような家庭科の時間は、とても尊く、すばらしい時間だったことでしょう。子ども達には、こうした思い出を仲間と1つ1つ積み重ねながら、前向きに過ごしてほしいと願います。