昨日は多くの方々にお世話になりながら、豊かな学びを体験した平取小学校でした！
　３年生は、人権教室。前回の４年生に続き、人権擁護委員の皆様にご来校いただき、一人一人の名前に込められた思いや願い、名前とはとても尊いものであることを動画や話し合いを通して学びました。だからこそ、その人が嫌がるようなあだ名で呼ぶことは、決して許されないのだということを改めて考え、確認しました。とても真剣に話を聞き、これからの生活に活かそうと意欲的に学習に取り組む３年生の姿が印象的でした。
　５年生は、アイヌ文化学習の調理実習！前回の関根さんとの学習を活かし、貝澤美和子さん、貝澤ユリ子さん、土屋美枝子さんに教わりながら、アイヌ料理のチェプオハウ・シト・焼き鮭を作りました。鮭は、さばくところから体験！大きな出刃包丁を使って大きな鮭をさばく場面を目にし、また自分達でも包丁を握ったり、鱗をとったりと、とても貴重な体験ができました。子ども達にとっては驚きの連続だったようです。そして、シト（イナキビのおだんご）も、チェプオハウ（鮭や根菜、プクサキナというニリンソウを乾燥させたものなどが入ったお汁）も、とてもおいしくでき、５年生のみんな、お腹いっぱい頂きました。給食もあったのに、ほとんど残さず食べていて、びっくり！やはり、自分たちの手で作ったこともあって、格別のごちそうでした。アイヌの人たちの、食べ物を大切にいただくという精神もしっかり学びました。
　講師の皆様のおかげで、とても貴重な、そして豊かな学びができました。どれも、学校だけでは学習することができないことばかり…。平取小学校の子どもたちのために、ありがとうございました！お世話になりました。