昨日から１０月１２日（土）開催の学習発表会に向けて、特別日課がスタートしました。

　２学期に入ってから、音楽や学活の時間で、発表する内容を考えたり役割分担や配役を決めたりなど取り組んできましたが、昨日から本格的に体育館・視聴覚室・音楽室での練習がスタートです。

　昨日の午前中に学校内を回っていると、いろいろなところから練習する声や演奏が聞こえてきました。２年生は視聴覚室で動きの確認をしながらセリフ合わせ。真剣な顔つきで、先生の指示する動きを一生懸命に覚えたり、自分たちで動きを工夫したりしていました。

　１年生は初めての学習発表会です。見に行ったときは体育館練習の終わり近くでした。担任の先生が、「よく頑張ったね。疲れた人」と声をかけると半分くらいが手をあげていました。でも「じゃあ、もう１回やってみよう」と音楽を流すと、「疲れた」と手をあげていた児童たちも全力でダンスしていた姿がとってもかわいかったです。

　６年生は、舞台を使っての練習。私が体育館に入ろうとすると数名の６年生が体育館を出ようとしていたので、「どうしたの？」と声をかけると、「出番が後半の人たちは、教室で効果音を決めます」と教えてくれました。効率的に自分たちが今何をすべきかを考えた行動は、「さすが６年生！」と思いました。舞台でセリフ合わせをしていた６年生たちも、お互いに劇がより良くなるための意見をたくさん出していました。

　特別日課は約２週間と昔に比べるととても短い期間なのですが、この２週間で子どもたちは本当に見違えるほど成長していきます。ダンスや器楽合奏、劇などの出来栄えも期待したいですが、それ以上に子どもたち一人一人が自分なりの成長が見られるこの学習発表会の取組は、学校だからこそできる成長の機会だと思います。

　１２日までの１日１日、子どもたちの成長に目が離せません。