9月2日 ハララキ体験学習2回目
- 公開日
- 2020/09/02
- 更新日
- 2020/09/02
ハララキ体験
9月2日3・4時間目に今年度2回目のハララキ体験学習が行われました。今回は,実際にアットゥシ織りをしているところ,煮て柔らかくなったオヒョウの樹皮を割いているところを見せていただきました。樹皮によって異なりますが,今回のオヒョウの樹皮は,18枚に割くことができるそうです。実物を間近で見られるという経験は本当に貴重だと感じました。アイヌ文化が日常生活に受け継がれている二風谷では,家でおばあちゃんやお母さんとやったことがあるという子も何人かいました。今日は自由参観日でもあったので,見に来てくださった保護者の方もお手伝いしてくださっていました。その後,自分のアットゥシ織りで使う糸を選び,4mmぐらいの幅に割く活動を行いました。いよいよ次回からは,子どもたちによる織りが始まります。
アットゥシ織りは,糸を結ぶ柱さえあれば,大掛かりな道具がいらないためどこでも織ることができること,薄く剥がしたオヒョウの皮を横に広げると蜘蛛の巣のように繊維が入り組んでいること,アットゥシ織りの模様は樹皮によるので,織るたびに縞の入り方が違うことなど,体験してみないとわからないことがたくさんありました。これからの活動が楽しみです。どんなアットゥシ織りができるのでしょうか。