研究室日記

9月19日 稲沢市立小正小学校での学び(安田)

公開日
2024/09/24
更新日
2024/09/24

学生の学び

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 みなさんこんにちは、9期生の安田です。9月19日に稲沢市立小正小学校で行われた、現職教育研究会に参加させていただきました。今回は、小学校が目標としている「主体的に学びに向かい、多様な他者と学び合う児童の育成〜個の疑問を共有し、学級全体で課題を見いだす〜」について、玉置先生にご講演いただきました。


 講演の中で、「振り返りは何のために行うのか?」という問いがありました。

 みなさんなら何と答えますか?

 答えは、自分の考えに気づくためでした。授業を通して、自分自身がどんな感情をもったのか、文字に起こすからこそ気づけることがあります。そして、その「気づき」が次の行動へと繋がっていくのです。

 今回の研究会では、この一連の流れが「課題を見い出す」という活動になるということを学びました。つまり、授業は、導入から始まるのではなく、前回の振り返りから始まっているということだったのです。


 今回の訪問で、改めて振り返りの大切さを実感し、大学で学んできたことはこうやって役に立っていくのだなぁと、知識と現場を結びつけることができました。さらに、研究会前に校長室でお話しを聞かせていただいたり、終わってから養護教諭の先生ともお話しさせていただいたりして、普段はなかなか知ることのできないリアルな教師を知ることができ、とても貴重な経験となりました。


 先生方のリアクションから、プロの教師でも解決しないことや困っていることがたくさんあるのだと知り、来年からは私も教師の一員として、先生方のようにたくさん悩みながらもより良く授業を行うために、日々考えながら子どもと関わっていくことを大切にしようと思いました。


 稲沢市立小生小学校の先生方、そして玉置先生、今回もこのような貴重なお時間をつくっていただきありがとうございました。なお、写真は校長先生から紹介していただいた月刊誌「PHP」に連載されている玉置先生の記事です。(安田)