出張!ゴルゴ塾 命の授業(佐藤)
- 公開日
- 2016/06/30
- 更新日
- 2016/06/30
学生の学び
先日、大学の後援会主催の定期総会後に行われた”ゴルゴ松本さん”の講演会に母と行ってきました。
”ゴルゴ松本さん”と言えば、「命!!」の人文字ギャグで有名なお笑い芸人ですが、実は「ゴルゴ塾」という後輩芸人たちに漢字や歴史の話をしながら日本の凄さを探求されていたんです。数年前からは全国の少年院を回って話をするようになり、その活動はテレビや新聞・雑誌、YouTubeで話題となりました。教育実習中だった私は、ちょうどテレビでそれを見てとても感銘を受けました。そんなゴルゴ松本さんの「命の授業」をぜひ受けてみたい。そんな思いで参加させてもらいました。
まず、ゴルゴ松本さんはテレビで見てきた通り、とても明るくて、とても熱血的で、とても面白い人でした。(笑)それだけではなく1つ1つの言葉にとてつもない魂が宿っている、まさに言霊が飛んでくる感じでした。講演会の話にもありましたが、言葉は言の葉と書くように、言ったことは葉っぱのように繰り返され再生します。前向きな発言は自分自身を前向きにしてくれることを感じました。
その中でも特に印象的だったのが、『為せば成る 為さねば成らぬ何事も』という言葉です。「やればできる、何だってやらなきゃできないよ」という意味です。また、この言葉には続きがあることも初めて知りました。『成らぬは人の為さぬなりけり』「できないのは、やらないからだよ」という意味です。未来のことはまだ見えないから不安になりますが、今は見えていないだけで、『未(いま)から来る』いずれ必ず見える。何だかとても勇気をもらいました。そうやって考えると、やる前から先のことを考え過ぎてしまい、不安に負けてしまうのはもったいないと思えるようになりました。『当たって砕けろ』という言葉もあるように、壁にぶつかって”傷つく”ことで、新しい自分に”気付く”ことができることを、忘れないようにしたいです。
他にも漢字や言葉から生き生きとしたパワーをいただくことばかりでした。90分、1日の中のわずか5400秒というわずかな時間でしたが、とても充実した時間になりました。最後にゴルゴ松本さんの言葉をお借りして、刻々と迫る教員採用試験に向けて、努力はいらない。その代わり、次に備えてしっかりと準備をしておきたいです!(佐藤)