12月17日授業深堀りセミナーに参加して(杉下)
- 公開日
- 2017/01/17
- 更新日
- 2017/01/17
学生の学び
先日、授業深堀りセミナーに参加させていただきました。
今回は和田先生の道徳、野木森先生の理科の授業に加えて、3+1検討会が行われました。
道徳の授業は、生徒役ではなく、後ろから見させていただきました。自分の気持ちの比率を円グラフに表させること、「心があったかくなったか」という質問で締めること等、初めて見るものも多く、大変勉強になりました。また、やはり和田先生は子どもへの声のかけ方が素晴らしいと思った一場面がありました。それは、書き終わって後ろの友達を振り返った子どもの瞬間をとらえ、「お友達に話したくなったでしょ?今からその時間とるからね」と言われたことです。ただ注意するだけでなくはっとさせられる声のかけ方は、是非私も見習いたいと思いました。
理科の授業では生徒役として参加させていただきました。「1秒間ふりこをつくって 、つくるときのコツを説明しよう」という野木森先生オリジナルの課題は、「やってやろう!」という闘志を燃やさせ、つい夢中になってしまいました。また、はじめから道具を与えられるのでなく、「ほしいものがあれば言って」と声を掛けられ、「何か道具を使ってみたい」という思いが自然と湧いてきました。野木森先生の授業からは、子どもをやる気にさせる方法を体験的に学ばせていただきました。
授業が終わると、講師の先生方を交えた検討会が行われました。私は神戸先生の進行のもと、課題、机間指導等、様々な観点から意見交流を行いました。「コツ」という言葉ひとつとっても意見が異なり、とても深い話し合いができたと思います。交流することで頭もフル回転させることができ、新しい視点を得られる楽しさも実感できました。
学生として参加する深堀セミナーは今回で最後でしたが、 「これぞ深い学び!」と思える、とても充実したセミナーでした。ここで学ばせてもらったことは、これからも自分の糧としていきたいです。(杉下)