4月27日 志賀内泰弘さんのお話を聞いて(木下・二村)
- 公開日
- 2020/05/03
- 更新日
- 2020/05/03
学生の学び
こんにちは!5期生の木下と二村です。
今回は作家の志賀内さんとのお話から学んだことを書かせていただきます。
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こんにちは!5期生の木下です。
今日はzoomで作家の志賀内さんのお話を聞く機会を設けていただきました。スケールの大きい話にはなりますが、1時間半の時間の中で私は自分の人生をもっと丁寧(今までが雑な人生であったわけではありませんが)にそして、些細な思いやりを大切にしようと強く決めました。
志賀内さんのお話の中で1番印象的であったのはよく聞く「〜してあげたから〜してくれる」という意味を含んだ「ギブ&テイク」ではなく、「ギブ&ギブ」です。意味はギブとテイクを切り離し、見返りを求めないことが大切であるということです。成功をする人は必ず「ギブ&ギブ」の姿勢を大切にしている人なのです。
志賀内先生はここで大谷翔平選手を例に話をしてくださいました。大谷選手は野球で活躍する以前にゴミ拾いや、掃除に力を注いでいたそうです。その些細なことを続けることで結果として野球で大活躍できたのだというお話に強く共感しました。
私の話にはなりますが、私は今教員採用試験に向けて勉強に取り組んでいます。勉強に取り組む前に、サークルでお世話になった尊敬している先輩(今年の春から教員)に「どうしたら合格できるのか」と悩みを相談しました。そこで先輩には「勉強も大切だけれどそれ以上に日々徳を積むほうが大切だ。消しカスが出たら絶対に集めて捨てるなど当たり前のことをやるといいよ」と言われました。その時には「この先輩は合格したから言えることなんじゃないか」と感じる部分もありました。しかし、今日の志賀内さんのお話とリンクする部分があり、「思いやり、些細なことを積み重ねる」ことの大切さをあらためて学びました。
最近の私は教員採用試験の勉強へのストレスでいっぱいいっぱいになっていたように思います。友達にも会えず、不安ばかりが募り「これで大丈夫なのか」と毎日考える日々でした。しかし、自分の人生よりはるかに濃い人生を送られてきた志賀内さんのお話を聞けたことで、心がスッと軽くなった気がしました。
志賀内先生、本日は貴重なお時間を本当にありがとうございました。(木下)
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こんにちは!5期生の二村葵です!
4月27日に作家の志賀内泰弘さんとzoomでお話しする会を設けていただきました。志賀内さんは、人して深い温かみがあり、優しさで溢れる考え方をお持ちな方でした。教えていただいたことは、全てこれからの人生に活かしていきたいと思うことばかりでした。
特に印象的だったのは、ギブ&ギブという言葉です。
ギブ&ギブとは自分のことより人のために行動し続けることであり、いいことをするといいことが自分に返ってくるという考え方です。
見返りを求めず、他の人のために与え続けるということは言葉で言うと簡単なように聞こえますが、行動するとおせっかいになってしまったり、失敗することを恐れてしまったり何より、他の人の立場に立って考えるとはとても難しいことです。しかしその中でも、一歩踏み出して行動し、たくさん失敗をして経験を積むことで、本当の意味での思いやりの気持ちを持つことができることを学びました。
今日のお話を聞き、小さないいことを積み重ねていこうと決心しました。言葉だけではなく、落ちているゴミを拾うことや空き缶を拾うことから初め、無条件に他の人に尽くすことで、少しずつ人として思いやり溢れる素敵な大人に成長していきたいと強く思いました。
教員を目指す立場として、子どもたちと関わっていく上でも根幹となる考え方だと感じます。ギブ&ギブの考え方を常に持ち、子どもたちに愛情を注ぎ続けることができる教師になりたいと改めて思いました。
教採に向けて勉強していく中でも、自分だけが幸せになろうとせず、有益な情報を共有することや自分の学んだ学びを共有するなど、助けたり助けられたりして、ゼミのみんなで高め合い、全員で成長していきたいです。
志賀内さんお忙しい中、貴重なお時間をいただき、本当にありがとうございました。このような機会を設けてくださった玉置先生、矢崎さんにも心から感謝申し上げます。(二村)