研究室日記

4月27日 志賀内泰弘さんのお話からの学び(酒井・古川)

公開日
2020/05/03
更新日
2020/05/03

学生の学び

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こんにちは5期生の古川と酒井です。今回は4月27日に志賀内さんのお話を聴かせていただいて感じたことについて書かせていただきます。

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その日ちょうど22回目の誕生日を迎えた5期生の酒井です。誕生日という節目の日に素晴らしいお話を聞けたことは心に残るプレゼントを頂いたような気持ちです。

特に心に残っているお話が2つあります。ひとつは白い杖をついていた方を助けた話をしたら別の人におせっかいだと言われたエピソードです。それを聞いて私は今までの自分もおせっかいだと思われていたかもをはっとしました。そして志賀内さんは同じ行為でもやる側と受け取る側によって捉え方が異なる、とおっしゃいました。なるほどな、と思ったと同時に親切とおせっかいの境目はどう決まっているのだろうと疑問に思いました。2つの境目は多くの経験と積むことで見えてくると教わったのでできることから少しずつ積み重ねていきたいと感じました。そしてその先にある積み重ねた人だからこそ見えてくるものを見たいな、という目標もできました。

2つ目は若いうちはトライ&エラーはたくさんして失敗の免疫をつけよ、というお話です。失敗はしたくない、恥ずかしいと私自身よく思っています。しかし、先程のおせっかいと親切の境目も試行錯誤しながらこれでいいのかああでもないこうでもないとトライし続けて見えてくることを踏まえると怖がってばかりでは進めないなと思いました。一歩踏み出して行動してみること、今しかできないことをたくさんして失敗から吸収して自分を磨いていき、失敗も自分のパワーにできる人になりたいです。

感染症により世の中が不安定な今、廃れそうな自分の心にとてもしみるお話ばかりでしたが、やはりまだまだ未熟で教えを自分のものにしきれていないのも現状です。いつか、あぁあの時の志賀内さんのお話はこう言いうことだったのかと思える日が来るように日々精進していきたいと思います。志賀内さん、貴重なお時間ありがとうございました。またこのような機会を設けてくださった玉置先生や矢崎さんにも心より感謝申し上げます。(酒井)

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こんにちは、5期生の古川瑛理です。お話の中で特に「ギブ&ギブ」という言葉が印象に残りました。何かしてあげるから、何かしてもらうという「ギブ&テイク」の関係ではなく見返りを求めないで行うという考えに強く感銘を受けました。私自身この言葉を聞くのは初めてで、これまでの自分自身の行動はテイクばかりでなかったか、「ギブ&ギブ」とは程遠いものでなかったかと振り返させられました。

目の見えない方のお話から親切とお節介の境目に関しても、とても考えさせられました。同じ行動であっても、やる側と受け取る側によって、捉え方が変わります。自分が親切と思っていても、もしかしたら、それが相手にとって親切とはならないかもしれないという視点に気づかされました。

しかし、経験の浅い今の私には、その境目がわかりません。まずは、相手のことを自分なりに考えて行動に移すこと、頑張るのではなく、「気張る」、周りの人に気を配るという心を持って小さなことから始めて、経験を積んでいきたいと思います。そして、少しでも「ギブ&ギブ」に近づける人になれるよう行動していきたいです。

最後にこのような貴重な学びの場を設けて下さった玉置先生、志賀内さん、矢崎さん、ありがとうございました。今回、学ばせて頂いたことは、人と共存していく、教員になって子どもと接する上でとても大切なことだと思います。この学びをしっかり頭に留めて、あと残り少し教採まで後悔のないように過ごしていきたいと思います。(古川)