10月14日ゼミでの学び(二宮)
- 公開日
- 2020/10/26
- 更新日
- 2020/10/26
学生の学び
こんにちは、5期生の二宮です。今日は10月14日のゼミで模擬授業をして学んだこと二点を書いていきます。
一つ目は問い返しに執着しすぎないことです。私は25分の授業の中で価値導入の発問、人物理解の発問、価値理解の発問の3つをしました。価値理解の発問は自分事として「身近な自然を大切にすること」を考えて欲しくて、誘導とも捉えられるような発問をしてしまいました。
自分の中ではこの発問が、低学年で自分事として考えられるものだと思っていましたが、人物理解の発問と似てしまったり、選択肢の意味がなくなったりしました。授業が進んでいくにつれ、考えるポイントを絞っていきたいですが、絞りすぎて選択肢をなくさない発問を作れるようになりたいと思います。
二つ目は学習規律についてです。「これ何分でやりますか?」のように考える時間を教師から提案していましたが、「これは3分でやってね」のように時間は教師が定めても良いというものでした。私は自分で決めていく主体性を少しでも育めたらいいという思いでやりましたが、発言しているのは元気な子でありその発言には意図が少ないということや時間が守られなかった時によくないということをアドバイスしていただきました。自分の実力で将来どんな授業ができるかわかりませんが学級の状況や発達段階にあわせて指示が出せるようになりたいです。
今回の模擬授業は小学校2年生の道徳で自然愛護をねらった「かえってきたホタル」という教材で自分の卒業論文を意識しながら行いました。9月からお世話になっているボランティア先で実際に先生がされていた授業を自分なりにアレンジして挑戦したので、子どもの姿がイメージできなかったり、自然愛護の考えをどのように自分事にさせたりするかということが苦労しました。
その中でも自然な雰囲気で授業をすること、授業全体をイメージする力や子どもの発言を予想する力がついてきたと感じることはできましたが、発問の精選や全体への指示の出し方がぎこちないことなど、改めて課題がわかりました。残り2回の模擬授業で課題を少しでも克服し、そして新しい課題を見つけ、向き合いたいと思います。ありがとうございました。(二宮)