研究室日記

2024年11月21日仕事日記

公開日
2024/11/22
更新日
2024/11/22

仕事日記

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 今朝は、午後に訪問するみよし市立黒笹小学校でのプレゼンづくりから。1時間ほどでインクルーシブ教育の情報も入れてのプレゼン完成。さっそく送信。その後、今後の10期生ゼミの内容についてグループチャットで伝達。


 9時ごろに家を出て、多治見市内中学校で教育実習中のゼミ生の授業参観に出かける。10時ごろ学校に入る。校長先生と懇談。10時25分から3年英語授業参観。ほぼオールイングリッシュ授業で、生徒に分かりやすい発音で、教師が良いモデルになっている。子どもとの関係づくりもできていて、教師からの声掛けをとても喜んでいる多くの生徒を見ることが出来て、参観していても気持ちがいい。生徒の思考力を育てる手順について助言。指導の先生からはお褒めの言葉をいただき、ゼミ指導者として嬉しい限り。今回で、ゼミ生10名の参観が無事終了。やり終えたという充実感あり。他の業務に差し障りなくスケジュール調整ができたのは幸運。


 みよし市立黒笹小学校へ向かう。学校付近の喫茶店で昼食。13時10分ごろ学校着。13時35分から特別支援学級での生活単元学習授業を参観。まさに特別支援学級の授業はこうでありたい!という素晴らしい授業。子ども一人一人をしっかりとらえ、この単元を通して、この子どもをどう育てたいかが指導案にしっかり明記されている。だからこそ、授業での子どものちょっとした言動を価値づけ、さらに高めようとする指導言がごく自然(意図的に発しておられることは承知)にできるのだと納得。子どもたちも先生の思いに精一杯応えようとしている姿に、これまでの指導の積み重ねを感じる。すべての先生が関わる授業展開であるのも、準備・打ち合わせを考えると容易にできることではない。大いに学ぶことができた授業。


 さっそく動画整理。どの教科においても活用できる視点と学び合いたい視点から、動画にタイトルを付けながらプレゼン追加。30分ほどで講演。内容は、インクルーシブ教育のポイントを提示し、この学校が目指している「~たい!」と意見表明権を結び付けて、さらなる研究推進を後押し。後半は動画を見せながら、授業者とのやりとりを通して、その思いを聞き、方向性の確かさを強調。


 16時50分ごろ学校を出て帰宅。18時からオンラインで東京学芸大学附属小の加固希支男先生から「小学校1年生の個別最適化」と題した話を聞き学ぶ。


 研究室HP記事は、中学校で教育実習中の学びシリーズ第4弾。河上君が、的確なタイトルを付けて学びを整理して発信。プロ教師も参考になる内容。ぜひご一読を。