中学校教育実習での学び(森山)
- 公開日
- 2024/11/30
- 更新日
- 2024/11/30
学生の学び
こんにちは!10期生の森山です。今回は、10月28日から11月22日の4週間行かせていただいた、中学校教育実習での学びを記事に書かせていただきます。
中学校教育実習では、小学校実習に比べ子どもとの関わり方や授業づくりについて悩むことが多かったです。また、玉置先生が授業を観に来てくださった時に思わず弱音を吐いてしまうこともありました。そのなかで、日々模索し、担当の先生にご指導いただくなかで多くの学びをさせていただくことができました。私はこの教育実習で、どうしたら子どもたちが自分の考えを持ち、それを発信していくことができるかということを考えました。挙手やつぶやきを増やすためにいくつか工夫をしていきました。
まず1つ目は道徳の授業の発問です。私は今回、指導書の発問ではなく、どちらか2つの立場を選択しその理由も考える発問を取り入れてみました。まずどちらかの立場を選択しその理由も考えることを行い、自分の考えを持てるようにしました。どちらかの立場を選択することによって話し合いを活発にすることができました。しかし、揺さぶりが少し足りなかったため、今後揺さぶり方を勉強し、子どもたちがより考えを深められるようにしたいと思いました。ゼミでの道徳の模擬授業を生かすことができ嬉しかったです。
2つ目は、机間指導での価値付けです。私は最初机間指導では、行き詰まっている子どもたちが自分の考えを持てるよう声かけをしているだけでした。しかし、価値付けをすることにも力を入れてみるようにしました。自分の考えが書けている子どもや、子どもとやり取りをするなかで良い考え方をしている子どもを価値付けていきました。そうすることで、近くで話し合うときや全体での交流で自分の考えを発信してくれる子どもが増えたと実感することができました。
今回の記事では2つについて書かせていただきましたが、その他にも沢山の学びをさせていただきました。4週間のなかで、価値付けの種類を増やすこと、専門性をつけること、話術を磨くこと、子どもの興味を高める工夫など多くの課題をみつけることができました。そして、もっと多くのことを学びたい、教師になりたい、と思うことができました。この4週間の経験を糧に、素敵な教師になれるようより一層頑張ります!(森山)