岡崎市立東海中学校訪問からの学び(石川)
- 公開日
- 2024/12/04
- 更新日
- 2024/12/04
学生の学び
こんにちは。10期生の石川百音です!今回は岡崎市立東海中学校での学校訪問からの学びを書かせていただきます!
12月2日、岡崎市立東海中学校を一日訪問させて頂き、教育現場の在り方について多くの学びを得る機会がありました。この訪問では、学校全体の雰囲気や授業の進め方、先生方の働き方など、様々な視点から多くの気づきを得ることが出来ました。また、玉置先生とじっくりお話する時間や、すぐ近くで働かれている様子を拝見させていただけで、とても楽しく、全てが私の学びに繋がりました!
まず、はじめに強く感じたことがありました。それは、校長先生のお話から、学校運営に対する深い想いです。「どんな学校にしたいのか」「先生方にどのような思いで働いてほしいのか」「どうすれば先生方がやりがいを持ちながら良い環境で働けるのか」といったことを真剣に考え、具体的なビジョンを持たれている姿勢がとても印象的でした。校長先生のリーダーシップのもとで、先生方が明確な目標意識を持ち、協力しながら日々取り組んでいることが学校全体から伝わってきました。
授業観察を通じて得た学びも大きなものでした。特に印象に残ったのは、「明確な狙いを持った課題提示の重要性」です。単に課題を与えるのではなく、その意図を明確にし、生徒に「考えたい」「話し合いたい」と思わせるような問いを設計することの大切さを実感しました。また、生徒同士が話し合い、学び合うためには、先生の的確な発問や指示が欠かせないことにも気づきました。このような授業の基盤となるのが「心理的安全性」、つまり、生徒が安心して意見を言い合える学級作りだという点も強く印象に残りました。学級作りが授業の質を左右するという視点は、今後の指導において特に意識していきたい部分です。
また、授業後に行われた先生方の研修会の雰囲気にも、大きな刺激を受けました。どの先生も授業に対して明確な狙いや意図を持って取り組み、その成果や課題について熱心に意見を交わしていました。一人ひとりが専門性を高め合いながら協働する姿勢は、教育の現場における理想的な姿だと感じました。
今回の訪問を通して、学校運営や授業の在り方における「狙い」と「工夫」の大切さを改めて実感しました。この経験を糧に、私自身も教育者としての視点を広げ、より良い学びの場を創るために努力していきたいと思います。(石川)