研究室日記

12月11日知多市立旭北小学校での学び(森山)

公開日
2024/12/15
更新日
2024/12/15

学生の学び

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 こんにちは!10期生の森山です。今回は、12月11日に訪問させていただいた知多市立旭北小学校での学びを書かせていただきます。



 旭北小学校では、ロイロノートやPadlet、Googleクラスルームなど様々なアプリを活用して授業が行われていました。アプリをこのような場面で活用することができるのかと新たに学ぶことが多く、現場に出た際実践してみたいと思うことばかりでした。実践例を観させていただいたなかで学んだことを2つ書かせていただきます。



 1つ目は、「他者参照することの良さ」です。他者参照をし、自分と友達で答えが違うのはなぜか考える姿、友達と答えを確かめ合う姿、友達の意見を見てこんな考えがあるのかとノートに書き加える姿を多く見ることができました。また、「他の人が何を書いてるか見てみよう」と呟き、自然と他者参照をする子どもを見ることができました。子どもたちが他者参照の良さを分かっており、習慣的にできているなと思い驚きました。他者参照をすることで、子どもたちの考えが広がり、深まっていくことを感じました。そして、他者参照をするからこそ生まれる、子ども同士のつながりや学び合いが大切であると学ばせていただきました。



 2つ目は、「振り返りの大切さ」です。ただ単に「今日の授業の振り返りをしましょう」と言い子どもに書かせるのではなく、振り返りを書く際の教師の声かけや、その後振り返りをどのように活用していくのかが大切だと思いました。まず、振り返りを書く際、どのようなことを書けばよいのかポイントを定期的に伝えていくことが大切だと感じました。もやもやしていること、迷っていることも書いてみようと伝えることで、意思的な側面を子どもたちが書けるようになると学びました。振り返りでは授業のまとめをするのではなく、「心に起こったこと」を書くことを大切にしていきたいと思いました。



 次に、書いた振り返りをどのように活用していくのかが大切だと分かりました。それは、他の子どもと共有することです。まさに他者参照です。他の子どもの振り返りから学びとることで更に考えを深めることができたり、振り返りをすることが苦手な子どもも書き方を学んでいくことができます。そして、次の時間に振り返りから入る授業をすることが大切だと学びました。書いて終わりではなく、子どもたちが書いた振り返りから授業を始めていくとよいことを学ばせていただきました。「振り返って次につなげる」ことを大切にしていきたいです。私も、「書くことによって学ぶ玉置ゼミ」のゼミ生として振り返りを頑張ろうと思った1日でした。



 ICTを用いた授業の実践例やそれに対する子どもの反応など現場でしか学ぶことができないことばかりで多くのことを学ばせていただきました。このような機会を下さった玉置先生、旭北小学校の先生方、本当にありがとうございました!(森山)