各務原市立八木山小学校での玉置先生の講演からの学び(尾崎)
- 公開日
- 2024/12/29
- 更新日
- 2024/12/29
学生の学び
こんにちは!10期生の尾崎勇吾です。今回は12月25日に各務原市立八木山小学校にて行われた職員研修での玉置先生の講演に参加して学んだことを記事にしていきます。
今回の講演は主に振り返りの重要性についてのものでした。教育実習において、振り返りをすることの大切さ、振り返りの重要性を実感することが多くありました。しかしどうしても形だけの振り返りになってしまうこともありました。今回の講演では振り返りの重要性を改めて感じることが出来たとともに、実践的な方法を知ることもできました。
自分の中で特に印象に残っているのは、振り返りをするのは授業内のいつでもいいということでした。振り返りというとどうしても授業の最後にその時間を通して学んだことや、その時間で生まれた疑問を書くというイメージがありました。しかし、振り返りは授業内のいつでもいいということを知りました。子どもが心が動いたことや新しい考えが生まれるのは授業の最後ではなく、授業の展開の部分が多いです。そのため、子ども自身がそのように感じたときに振り返りを書くと良いということを学びました。
また、振り返りとまとめを同じにしてはいけないということも学びました。上にも書きましたが、振り返りは授業の最後に書くことが多いです。そうすると、その時間で学んだことを書いてしまう子どもが多くいます。それでは振り返りではなく、まとめになっているという話がありました。良い振り返りを書ける子どもを増やしていくために、教師は繰り返し声掛けをしていく必要があるのだと感じました。
主体的、対話的で深い学びと振り返りの強い関係性についても学びました。振り返りをするということは、これまでの自分とこの時間の自分を比較して変わったところや新しく感じたこと、今までになかった疑問などを書くことだと思います。つまり、振り返りを書くということは、主体が子ども自身にあるということを学びました。子どもが主体的に自分の学びに向き合うことが出来れば、子どもが自ら学びを調整することができ、それが個別最適な学びに繋がるということも学びました。また、対話的な学びとの繋がりも学ぶことが出来ました。対話というのは、自己の考えを広げ深めることです。自分のもっている考えを自ら広げたり深めたりしていくこと、書くことで可能になっていく、つまり振り返りをすることが大きな意味合いをもつことも学びました。
今回の講演を経て、振り返りの重要性を改めて強く認識することが出来ました。上に書いたことだけでなく、子どもが良い振り返りを書くことができるようななると、それを授業内で共有して子どもと子どもを繋ぐことや意図的指名をして考えを共有することができるなど、すぐに使える実践的なことも学ぶことが出来ました。この学びをしっかり自分自身で振り返り、今後に生かしていきます!(尾崎)