【卒資】「わからなさ」に寄り添ってともに考える(河上)
- 公開日
- 2025/04/07
- 更新日
- 2025/04/07
学生の学び
理解の早い子ども、早くできた子どもが仲間の「わからなさや」や「間違い」に温かく丁寧に接するように促すことである。そして、一方的に教えるのではなく、できるだけ相手の「わからなさ」に寄り添ってともに考えるかかわり方ができるように指導することである。(中略)子どもたちは、仲間を信頼し教師を信頼して、安心して「わからなさや」や「間違い」を出してくる。(「対話的学び」をつくる聴き合い学び合う授業,ぎょうせい,石井順治,p17)
「分からない」と正直に言うための手立てとして、わかっている子どもへの声かけが重要だと言うことがわかった。しかし、相手の「わからなさ」を理解することは大人にとっても中々難しいことである。難しいことではあるが、寄り添って考え、「わかる」となる経験を積んでいくことで、「分からない」と正直に言えるようになっていくのだと考えた。(河上)