【卒資】気になる子が力を発揮できる場面をつくり、そこに注目する(尾崎)
- 公開日
- 2025/04/06
- 更新日
- 2025/04/06
学生の学び
気なる子が力を発揮できる場面をつくり、そこに注目する
①子どもの見方をネガ→ポジに
教師が子どもをどう見ているかが大事です。
やっかいな取り締まりの対象と見るのか、愛すべき対象と見るのかそれによって、成果は大きく違ってきます。しかし、気になる子というのは普通に見ると、やっかいな取り締まりの対象として見てしまいがちです。だから、一見するとネガティブ(ネガ)にしか思えない子どもの特徴を、ポジティブ(ポジ)に捉える努力をするのです。例えば、授業中にしょっちゅう席を立ち歩いたり、近くの子に話しかけたりする子がいたとします。この状況をネガに捉えると、「落ちつきがない」と言うことができます。すると、この子は教師にとってやっかいな取り締まりの対象となってしまいます。まずは、教師が心の中で一時停止ボタンを押して、この子の特徴をポジティブな言葉で置き換えてみます。
行動力がある、好奇心旺盛、社交的
このように言い換えることができます。すると、教師にとって、やっかいな取り締まりの対象だったその子を、愛すべき特徴をもった子と提えることができるようになります。結果、どんな指導をしていくのか心にゆとりをもって考えることができるようになります。例えは、「授業の中で席を立って自由に意見交換する時間をつくる」や「お手伝いを頼む」など、この子の特袋を活かして指導をすることができます。意図的にほめる場面を多くつくることができます。その上で、席に着いていられる時間を長くできる指導をしていくのです。例えば、最初に「今から5分間は自分一人の力で考える時間だよ。5分経ったら、友だちと話し合う時間をとるからね」などと話して、見通しをもたせます。そして、5分間本当にに一人で考えられたら、それをほめます。
このように、その子の特徴に合った指導を考えることができるようになります。
(気になる子を伸ばす指導 小学校編.赤坂真二.明治図書.p72)
学級の中で気になる子の指導はとりわけ工夫が必要であると常に考えてきました。教育実習を経て、実際に気になる子やグレーゾーンと呼ばれる子どもと関わることの難しさを身をもって実感しました。
しかし、「難しい」「どうしよう」と考えすぎるのではなく、その子の特徴をしっかりを見極め、その子にしかない良さを教師が引き出すことが大切なのだと学びました。授業中の発言に都度反応してしまう子どもや、自分の話を聞いてもらいたい一心で相手の話を聞くことが難しい子どもなどは、本書にもあるように「好奇心旺盛」と捉えることが出来ます。
ちこのように、一見「気になる」と感じてしまう部分もポジティブに捉えることで良い部分に変わり、学級内で大きな輝きを放つことが出来るのだと学びました。また、それを引き出すのは教師の役目であるため、日々子どもを見て理解しようとする姿勢が必要なのだと感じました。(尾崎)