2025年4月9日仕事日記
- 公開日
- 2025/04/10
- 更新日
- 2025/04/10
仕事日記
6時にはいつも喫茶店でモーニング。その後、大学へ向かう。研究室到着後、1限生徒指導論、2限教師論、5限子ども理解活動Ⅰの講義内容再チェック。
9時から看護学部生徒指導論第1回。今年度も履修者3名。看護士の資格を持った養護教諭になりたいという強い意志をもった3名。心から応援したい。今回は、「そもそも生徒指導とは何か」をテーマに、これまでの生徒指導のイメージと文部科学省が示している内容とのギャップを認識して、徐々に養護教諭が行う生徒指導へ話を展開。
10時40分から第1回(教育学部)教師論。講義室いっぱいの94名の履修者。教育学部と付記しているのは、今年度は人文学部の教師論も担当ことになったから。今日はPM理論紹介などをしながら15回の講義の概要をつかむ90分間。笑いどころではドッカンドッカン受ける。というのは僕の話を集中して聞いている証。
研究室でさっそく振り返り読み。13時10分から16時10分ごろまで、10期生ゼミ。自分はなぜ教師を目指すのかの問い直しをじっくりする。己の教師観が明確に出るまで発話させる。例年通りの濃厚ゼミ。
16時30分から「子ども理解活動Ⅰ」を本学で一番大きい講義室で。3年生300人以上参加。学年全体が集合するときの学生の様子で、例年通り判断。全体進行役の福地先生がマイクをもって舞台上から語り掛け始められると、ごく自然に静寂し話を聞く体制がとれる本学。11年目勤務となるが、これまで「静かにしなさい」といった注意を耳にしたことがない。教師を目指す集団であれば当たり前なのだと思うが、この当たり前のことができない大学が多いと聞くと、本学はまだ安泰と感じる。
僕には、「子ども理解活動」を立ち上げた一人として、その概要を伝える役目をいただいていて、写真のように20分間かけて、教育は「はじめに子どもありき」(平野朝久)であるべきというこの活動の出発点からはじめ、「子ども理解活動」での学び事例を動画で紹介。いろいろな思いがこみ上げてきて、つい力が入る(笑)。続いて福地先生、早矢仕先生、林先生から説明があり、各ゼミ代表者を決めて1時間ほどで終了。
研究室に戻ると、ゼミ終盤で行った「他人の良さ見つけ」、つまりゼミ生が感じている僕のよさのコメントが届いており、さっそく目を通す。近いうちに仕事日記で紹介したい。教育に関する質問を持参して、ある2名の学生が来研。30分ほど懇談。どうやらあちこちの研究室に突然訪問をしているらしい。こうした時間も大学らしくていい。
帰宅。問い合わせメールに必死に対応。スケジュール調整の必要がわかり、苦慮する。