研究室日記

2025年4月21日仕事日記

公開日
2025/04/22
更新日
2025/04/22

仕事日記

 6時ごろ家を出て、いつもの喫茶店でモーニング。研究室着7時30分ごろ。第2回「教育課程論」の準備。いくつかのメール対応。


 9時から「教育課程論」。前回強調した「脳が入力より出力した方がパフォーマンスは高まる」から入り、武藤寿彰先生の「全員が説明する授業」を紹介。今井むつみさんの「記号接地」を紹介。その後、教育基本法第1条から深掘り。2回目となり学生とのコミュニケーションもよりバージョンアップ。笑いどころは大爆笑。良い雰囲気の授業教室ができてきている。


 研究室で振り返りチェック。「記号接地」について感想を書いた学生多数。新コンテンツ成功の証。手応えあり。


 大学を出て、春日井市立白山小学校へ向かう。学校付近で昼食。時間調整。窓を開けていれば、風が通り、車中でも快適。14時少し前に学校着。校長から現状を聞き、これから話す上での重要点を確認する。研究主任には「概念型探究授業づくり」の文言について確認。


 14時30分から16時まで、演題「教えない授業で必要なこと  教師は教えない、児童が気付く 概念型探究授業づくり ~子どもたちが感じる学びの楽しさ~」として、まずは研究主任が言うところの「概念」について全員の理解が進むように、様々な事例を出し、グループで話し合ってもらいながら展開。温まってきたところで、日常授業における改善案を動画を見せながらいくつか提案。校長、研究主任の依頼になんとか応えることができたと、自分自身の振り返り。


 5月に授業を行う教師3名の指導案をもとに指導助言。3名に質問したことは、「授業が成功したら子どもがどのようなことを言ったり書いたりするのか」。そこから考えると、授業の目標や主発問とのつながりがないので再考するとよいと助言。理科授業を行う方には、思い付きだったが、我ながら面白い発問が提案できた。自分でもやってみたい(笑)。


 帰宅。今日締め切りの週刊「教育資料」の原稿。ありがたいことに74回となる原稿。かなりの時間をかけても原稿は進まない(泣)。伝えたいことが揺らいでいることを自覚。明朝に仕上げることにして横になる。